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日々の破片

著作一覧

2005-10-28

_ 英国人が米国人を表現するために仏蘭西人を利用する

アランパーソンズの怪奇と幻想の世界はリアルタイムに聴いた。中学生のころかな。素晴らしいじゃん。エバモーネバモーも好きだけど。

Tales of Mystery & Imagination(Parsons, Alan)

特にアッシャー家の崩壊がすばらしい。序曲の期待しているのだか絶望しているのだかどっちつかずにためらっているような曲調。シュヴァンクマイエルのアッシャー家の崩壊を見る前に聴きたくなったのでiTMSでついダウンロードしてしまった。が、Amazonのほうが安いじゃないか。ちょっと面白くない。でもそれはどうでも良い。すぐに聴けるのがダウンロード販売の良い点だ。

アランパーソンズを聴いて、それからわりとすぐに、NHK FMでなんかの音楽祭でエリアフインバルがフランクフルトを振ったドビュッシーのアッシャー家の崩壊の初演を聴いた。医者がフレデリクの病状を解説したり、マデリーヌマデリーヌで始まる長いモノローグがあったり、ポーの作品から相当苦労しながら台本を作ったのが良くわかる、傑作だ。LPではプレトールが振ったのを持ってはずだが、とにかくインバルのはできが良かった。

で、驚いたのは、序曲に聞き覚えがあることだ。いや、そこら中が聞き覚えがある。でも、世界初演の曲(ドビュッシーは未完のまま逝去してしまったから、20世紀の中頃になってどうにか復元したのだ)になんで聞き覚えがあるんだ? つまり、アランパーソンズだ。

そーかー、ドビュッシーの作品を復元してたんだな、と思ってクレジットやライナーノートを見ても、ドビュッシーのクロードも書いていない。なんで、書いてないんだ?

で、アランパーソンズプロジェクトのは未だに手に入る。しかし、インバルのはもちろん、プレトールのでさえ、オリジナルは手に入らない。なんとなく嫌な感じだ。

そういうことかな?

_ Symbolと定数とenum

enum的な使い方なら値そのものよりユニークさが重要なわけで、Symbolを使えばそのまま名前自身で表わすことができるし、代入なしでいきなり使える。

ebanさんによる使い分けの説明

ここでebanさんが書かれている「値そのものよりユニークさが重要」というのはenumを利用する場合の良き指針と思う。

というのは、C++を使っていたころ、割と僕は次のようなものを書いていた。

enum ControlCode {
    SYN = 0x32,
    ACK = 0x46,
    EOT = 0x55,
    ...
}

これは値重要なほうの例だ(ただし、IDLでのenumのように、名前空間を持つ公開された値という意味があるものについては、enumで良いとも思う)。

でも、今、Javaに移植するとしたら、これはenumを利用しないで定数を持つクラスとすると思う。

public class ControlCode {
    public static final int SYN = 0x32;
    public static final int ACK = 0x46;
    ...
}

でもC#のように整数の一種ということが仕様で明示されているenumについてはIDLと同じように、こういった値重要なものについても利用してしまうかも知れない。でも、そうすると、classの意味は何だろうか?

_ 気に入ったので貼ってみる

   ∩___∩   /)
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   /  ●   ● | / /
   |    ( _●_)  |ノ /
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  /    ヽノ   /´    君たち、キーボードのHとJを見てみるクマ
 
   ∩___∩
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  | /    )  )
  ∪    (  \
        \,,_)

_ サンボリスム

免罪符だと? 天国は金では買えないだろうが、このバチカンが!

苦しいか。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
_ Kazz (2005-10-28 16:21)

>クマ-<br>キーボード見るまで気がつかなった。不覚 (笑


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