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日々の破片

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著作一覧

2003-12-14

_ 哲学ノート

確かレーニンの哲学ノートだと思ったが、全然違うかも知れないが、肝に銘じている言葉がある。もっとも銘じているだけだから必ずしも行動規範とはなっていないとこが人間らしいのだが。
マルクスを学ぶのならマルクスを読め。エンゲルスやカウツキーやプレハーノフは読むな。
解釈を読めば解釈者の色眼鏡の色がつく。いずれにしろ色がつくなら、自分の色程度にしとけ。(というより、元の意味はエンゲルスやカウツキーに対する――俗流という――批判なんだろうけど)
とはいうものの
論語読みの論語知らず
という強力なカウンターパンチもあり、
追記:いやもちろん、原義は「原典を読んでも理解できなきゃだめ」という意味じゃないんだけど、わかって使ってるのだ。
群盲象を撫ぜる
という現象も良く見られる。っていうか、マルクスってのは題材だなぁ。 というわけで、
臨済録 (岩波文庫)(入矢 義高)にするか
臨済録―禅の神髄 (NHKライブラリー)(里道 徳雄)にするか
臨済録物語(中村 文峰)にするか。
でも、さらに考えてみれば、原典に当たれを絶対視すると、MSDNを読めよとなってしまって
Visual C#.NETによるWebプログラミング入門―XML WebサービスとWebアプリケーション構築のノウハウ (.NETプログラミングシリーズ)(arton)
なんて本は立場がなくなっちゃうわけで(いや、技術書には応用とか手取り足取りとかの必要性があるから、思想とは違うじゃないかとか)。
追記:あと全体像を掴んで情報を整理/分類して1冊に再構成するっていう作業があったから、MSDN読めよとはレベルを変えられているはずだ。
でも待て、アプリケーション側に倒したものについてはそれで良いとして、言語仕様という原典があれば、言語入門ってのは不要じゃないかとか(だから手取り足取りとか、周辺知識をその場で説明とかってあるじゃんかとか)
確かに、周辺の知識を読者に補うってのはあるな。言語仕様を切る人の知識レベルに達している人間はそうは多くはないというか、入門書が必要な人は 当然そんなレベルではない。だから
Javaを独習する前に読む本(青木 峰郎)
とか。
#なんか、自分のだけ絵が付いてるからすごく意図的に見えるが、これは偶然。

_ ビッツ(とカタカナで書いておく)

すごく情報が少ないんですね……

_ むささび

今日(昨日か)は木に登るところを見られた。しかし滑空はだめだめ。

_ DOA

といえば、脊髄反射でスロッビングリッスル。
Doa(Throbbing Gristle)
っていうか、我が目を疑うな、オイ、20年も逝き続けてるとは。しかも人気ランキングで12000番台とは。未だに買うやつがいるのか。なんていうか病気ですな。
いや、だまされたと思って、って実際にだましている以外の何物でもないんだけど、1曲目のIBMとか、3曲目のUnitedとか、5曲めのDOAとか聴いて下さいな。
って言うのはまったく関係ないつもりだったけど、そうか、関係あるのかも知れないななのは1980年代をRDBエラとしてることか。
ちょっとスロッビングリッスルが検索で出現したことの衝撃で考えがまとまらないので、やめた。まったく過去の亡霊ってのは恐ろしい。
でもファウラー御大ですら、データ頭だった過去があるって言われて追い出されたことがあるってのは重要かも。
#というわけで翻訳、期待してます。
追記:スロッビングリッスルをスロッピングリッスルと書いてたのを修正。耳はピだと思い込んでた(そのくせ検索時にはthrobbingと打ってたわけで良くわからん)
#さらに追記:なんとなくピンピンとかを連想するからかも。

_ こんな放言もできるな

注)上っ面だけの放言なんで鵜呑みにしないでください。しかも、まとめてないし、推敲もしないから読みにくいと思うし。

EAの階層構造(ビジネス―データ―アプリケーション―テクノロジ)って、士農工商(マッピングを正確に行うと、士農商工のような)みたいだな。

データ(概念DBであって、RDBかどうかは実は問題ではない)>>>>アプリケーション(抽象的なビジネスロジック)>>>>>>>>実装(実はRDBへのマッピングはこのレイヤー)とか。DOAな人はビジネスと話すから、おまいらは下の2つをやっとけとか。

というか、特にデータ総研のロジックはビジネスと相性が良いんだよね(まず言葉―ボキャブラリー―がビジネスとほとんど一致してるし)。

・システムを一新、大いに結構ですな。でも、帳票は変えませんよね?

・レポート重要ということで

・数字を見てナンボですな。

#ビジネスの本質ってのはなんなんだろう?

さらにDOAと言ってもデータ総研のはちょっと米国流とは違うらしい(米国流のDOAっていうのは、QC->6Σみたいな一種の逆輸入らしいんだが僕にはそのへんの知識は無いので、怪しい)。

で、寿命というのを考えた場合、DOAの主張そのものは正しいと考えられる。特にエンタープライズに進むほど。たとえば、給与の査定方法(アプリケーション)が変化したからと言って従業員を示す概念データそのものは変化しないでしょ? と言われれば、Yesと答えることになると思う。同様に、モルタルにクリックを加えても、概念データにまで影響は及ばないよね? と言われれば、やはりYesではなかろうか。

EAが、変化する部分と変化しない部分の切り分けをつけて、as is(現状)からto be (理想)の情報システムへ漸進的に進化(というよりは改良とか改革だな。進化というのはもっとビジネスのような根底をがらっと変える様子を想像させる)させるための分析(というほど科学的なわけではない。むしろ企業―その後ろの株主―に対するIT投資に対するコンセンサスのための資料)を目的としているわけなので、ここにDOAがまた主導権を取るための分野がある、と注目が(再度)集まってきているのは無理からぬことだ。

で、この流れからいけば、DOAがEAと親和性が高いこと、それは下層のOOPとは独立していること、全部、筋が通っているように見える。

_ ネタ元

偉そうなこと書いてるけど、僕のDOAに対する知識ってのは

データ中心システム設計の実際(データ総研)

と、1度だけ椿博士の話をある会合で聞いたって程度なんで、その程度のネタですね。

あと、このあたり(DRI通信)を読むとおもしろいかも。もっとも全部読んだわけじゃないからあまり偉そうなことはますますいえないけど。

まあ、このあたりを読むとパラダイムシフトについていけなかっただけなのか? という疑問を持つかも知れないけど、複雑怪奇なエンタープライズアプリケーションをいかに体系立てて不幸なことにならずにシステム化するかということをまじめに考えた先達(しかも学問の場から飛び出してビジネスを立ち上げたという日本では珍しい人らしいけど、実はそのへんも全然知らなかったり)なわけで、敬意を払いこそすれ言ってやるこたないですな。

というか、XPは開発方法論から入って不幸を避けようとして(OO前提)、DOAはシステム全体をどう捉えるかから不幸を避けようとする(既存帳票前提)という意味では、発想の土台が異なってるわけなんだけど。

#で、本日の最初に戻ると、原典を必ず解釈する中間層が入るとまた変節したりするということになったり。

っていうか、この書評群を書かれている方のほうが適切な評価をしてそうだ。そういう仕事だそうだが、これ全部読んだのか……

でも、おいらはシステムを作ってるわけだから読む量が違うのは当然(と虚勢を張る―と付け加えるところがいいね)。


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