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日々の破片

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2012-02-04

_ Kバレエのシンデレラ

プロコフィエフのシンデレラはパリオペラ座のヌレエフ版はみたことがあるが、あれは舞台をハリウッドに移して、妖精の代わりにボマージャケットのプロデューサ(多分、RKOのヒューズを念頭に置いたんじゃないかな)がシンデレラをセレブにするという話に変えていたから、そういう意味じゃペローのおとぎ話そのもののシンデレラのバレエとしては初見。

で、相変わらずの舞台装置のうまさもあって、これはこれで実に良い雰囲気だった。

1幕の家の中は、全体が中心に向かって湾曲した空間で、左に炉端がある。母親役が極端に背が高いゲストなので、姉妹もシンデレラも子供に見える。シンデレラはまるで、レミゼラブルの(子供時代の)コゼットみたいだ。が、妖精が出て来ると、中途半端な外界への通路だった奥の壁が開放されて(ちょっと、往年の紅テントの終幕を思わせる)、雰囲気が一変。馬車を牽く馬が地デジカ4人組(これが見事に足並みが揃った良い運転をする)とかちょっと不思議なところはあるが、最後ばっさりと室内が消え去ってゴージャスな馬車が出てきてびっくり仰天する。

3幕の最後では、暗いお城へ入っていくところで、流れ星が一閃尾を引いて、あまりの紋切り型に場内から失笑が漏れて、追い打ちをかけるようにキラキラが降ってくる。が、おれも思わず笑ってしまったが、それも含めて良いおとぎ話っぽい。

熊川哲也はカーテンコールにスーツで出てきた(つまり、若手公演ということなのだろうが、舞台には熊川哲也は出ていない。ところがすっかりそれを忘れていたうえに王子役が髪型を合わせている(し、当然だが振り付けは熊川哲也スタイル)ので、なんか脚が延びたみたいで、そのせいで躍動感がなくなったのかなというか、妙だなぁ、と実に不思議だった。で、幕間に子供になんかそっくりさんみたいで変だなといったら、全然似てないと言われてますます混乱したのだった(というか、同じ人だと思っていたわけだし)。あとでオペラグラスで見ると、確かに別人も良いところで遙かにいい男だった。舞台の上を裸眼で見るといかに髪型と振り付けだけで判断しているのか、ということだなぁ)

席はオーチャードホールの2階の最前列だったのだが、通路が舞台側にある普通の劇場とは違う作りなので、えらく広々して見やすかった。

オーケストラもそれなりで、1幕の前奏はうまかった。ロメオとジュリエットもそうだが、ずっと不協和音できて、いきなり解決するところが実に美しい。不思議な作曲家だな。


2012-02-05

_ MBA+SuperDriveでイヤな状態

とりあえずジニアスバーへ持ち込むことにして予約したが、以下のようなイヤな状態が起きた。

子供用に買ってやったMBAにBootCampを作ろうと、BootCampアシスタントを起動する。

すると、サポートソフトウェアのダウンロードとディスクの作成という項目がある。

確かに、最初の時点ではWindows側からOSX側(HFSということかな)は見えないので(実はHFS用のドライバが入るかどうかは忘れたので間違いかも知れないが、いずれにしてもネットワークもつながらないので、)CD-RWに焼いとくのは正しいなぁと、適当にCD-RWを持ってきて、まずはディスクユーティリティでクイック消去した(が、実はあらかじめやらなくても、クイック削除くらいはBootCampからやってくれることは、後からわかった)。

で、なんかえらく時間がかかるのだがダウンロードが終了し、書き込みしますか、OKと答える。

と、ずーっと書き込んで(トラック1を書き込んでいますといったメッセージがでる)、そして(終了処理をしています)というようなメッセージが出て、しばらくすると、「書き込みに失敗しました」。

うが。

で、このあと、別のCD-RWを持ってきたり、DVD-RWを持ってきたりするがいずれも最後で失敗する。というか完全消去を実行しても最後でこける。途中までは書けているのは間違いなく(ファインダーでディレクトリが読めるし、Windows側から一部のファイルは読み込める。ので、とりあえず読める範囲でインテルのグラフィックドライバーだけインストールしてみたり)。

はて、こうなると可能性は2つ。

・SuperDriveの不良で特定セクターに対するアームの移動がおかしい(ので、フィニッシュができない)。ということが機械的にあるのかどうかは知らない

・最終段階では何か電力を強く使う処理が走り、それがMBAからのUSB取り出しではできない(まあ、そういう可能性はあるので、時間帯をずらして再試行してみるか、と思って12時間後に再試行したらやはり失敗した。これはだめだ)。とするとMBA側の問題の可能性もある(位置的に右のポートを利用しているので、これを左に変えて試すという手段はあるかも知れないが、でも置き場所の関係からUSBコネクタの左右を変えるつもりはないし、SuperDriveに付属の紙では右側に挿しているので、右がダメだとしたら、それは交換だよなぁ)。

それとも、そこはしょせんアップルで、普通、書き込みは失敗するよね、という可能性もあるので、「MacBook Air SuperDrive 書き込み失敗」で検索してみても、Windowsで認識できない問題程度しか引っかからない。普通は書き込みができるらしい、ということはやはり不良品なんだろうなぁ。

Apple MacBook Air SuperDrive MC684ZM/A

デザインは実に良いが、スロットの縁が直接アルミ削り出しなので、ちょっとCD/DVDを斜めに入れようとすると、鰹節削りみたいになってしまう(アマゾン評にもそういうことを書いている人がいて、なんて神経質なXBOXディスラーか、と思ったら本当だった。おれが持っているMBPのフロントローディングのやつはかっこわるいプラスティックの縁取りがあるけど、実用度はこっちのほうが上だな。もっとバランスは取れないんだろうか)。

あと、BootCampでこれは叶わないなぁという点は、いちいちダウンロードをし直す(20分くらいかかる)点。なんかエントリー情報の小さなXMLか何かを用意しておいて、最新版をダウンロードしていたらスキップするとかすれば良いのに(実はしているにも拘わらず20分くらいかかるんだったりして、うーんアップル)。


2012-02-06

_ やっぱりソフトウェア業界はおもしろい

翔泳社から依頼があって、寄稿した本がもうすぐ発売されます。

デブサミでは先行発売もするらしいです。

100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著 君のために選んだ1冊(デブサミ運営事務局/SEshop.com編集部)

で、ほとんどの原稿はせいぜい原稿用紙3枚(という言い方は今も生きているのだろうか?)くらいのはずなので、電車で読めば、1駅1一人、山手線3周くらいでだいたい読了という多忙な人にはぴったりな本じゃなかろうかと思います。

でも、この本は自分が書いたやつと、すでに公開されているるいもさんや、前田修吾さん咳さん(他にも読んだような気がするけど忘れちゃった)くらいしか読んでいないわけだけど、圧巻なのは、100人の顔ぶれでもなければ、100冊のタイトルでもなく、100人がてんでんばらばらで全然統一感がないことです。

お題は、「○○な××に贈りたい本」ということだったのだけど、今、適当にコピペした結果を下に張ると(というか、リンク先を見るほうが良いけど)

ヨシオリが学生の時にちゃんと勉強してこなかったプログラマさんに贈りたい1冊

羽生田栄一@HHanyがハッカーにはなれないソフトウェアエンジニアの卵に贈りたい1冊

細川泰秀が人間的にもっと向上したいと思っている人に贈りたい1冊

及川卓也がコンピューターは文化だ!と思っているあなたに贈りたい1冊

徳力基彦が新しいサービスを開発しようと思っているエンジニアにお勧めしたい1冊

@matsunobuが真のソリューションを追求し続ける技術者に贈りたい1冊

Yuguiがレガシーコードに絶望した人に贈りたい1冊

KazumaOがもっと美しく創造的に仕事をしたい技術者に贈りたい1冊

羽田野太巳がウェブ制作に関わるすべての人へ贈りたい1冊

名前の時点で、漢字あり、Twitterのメンション用@付きIDあり、ハンドルあり、ヨシオリありでばらばら。実用っぽいのもあれば、教養ですなぁもあれば、人間系あり、先っぽ系ありでばらばら。

おれ、こういうの好きだな。全然、99人の同じような職業の人がなんか似たような講釈を垂れる本(いや、ちゃんと読めば、大同小異でもちろん異は、狭い業界の井の中では存在するんだけど)よりよっぽど眺めているだけで楽しい。

と、目次を見て本気で思った。

しかし、これほどまでにバラエティに富んでいるのだったら、あんなおとなしめなやつにせずに、『覇道を極めたい技術者に贈りたい鉄鍋のジャン』とか『最強生物をめざすクマムシに贈りたいグラップラー刃牙』とかにしとけばよかった。なぜか秋田書店で。


2012-02-10

_ マシンが逝った

www.artonx.orgのLinuxマシンが逝ってしまった(どうも最近、ブオーンブオーンと妙なうなり声をあげているので変だと思った)。調子が悪い気がしたので電源を落としたのが運の尽き。

とりあえず、日記だけ活かした(バックアップ用のUSBメモリに5月以降書き込みできていなくて焦ったが、HDDは生きていたので無事サルベージできた)。というわけで、裏庭とdata/asrあたりはしばらくの間、アクセスできません。(今週末に復旧させる予定)


2012-02-11

_ アメリカの枕草子

マイフェバリットシングって唄があって、作曲はビクターヤングだと思うが、サウンドオブミュージックの中で使われている。厳格な親父の下で軍隊調で教育されたために全然子供らしくないトラッファミリーの子供達の心を開かせるためにジュリーアンドリュースがギターで弾き語る歌だ。コルトレーンのカバーも有名だと思う。(と書いた後に、嵐の夜におびえる子供達を落ち着かせるために歌うシーンを思い出したので、おそらくそちらが正しい)

バラの花弁に雨のひとしずく、子猫のもしゃもしゃ、ピカピカの銅の薬罐、あったかい毛糸の手袋、紐でくくられた茶色い包み、それは私のお気に入りのいくつか。

似たような題材で、these foolish things remind me of you というのがあって、こちらはもっと大人の歌だ。ナットキングコールの歌らしいが、僕はブライアンフェリーで最初に聴いて、次は映画の東京ジョーだった。

口紅がついた煙草、夢の場所への航空券、私の心は羽ばたく、そういったくだらないものが呼び起こすあなたの記憶、誰もいない駅についた夜汽車のためいき、投げ捨てられた絹のストッキング、舞踏会への招待状、捨てられないあなたのゴースト、そういったくだらないものが呼び起こすあなたの記憶。個々のモノ(things)が、my favorite thingsよりも、ちょっと艶めかしい。

このての詩って、枕草子みたいだな、と思う。春はあけぼの……忘れられないあなたの面影。夏は夜……忘れられないあなたの面影。

ちゃんと後ろにおさまりよくくっつく。

COLUMBIA TRISTAR FILM NOIR COLLECTION VOL.1 [DVD]

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Before...

_ かずひこ [トラックじゃなくてトラップ。。。]

_ ムムリク [>トラックじゃなくてトラップ。。。 というトラップw]

_ arton [がーん、実は最初トラップと書いてから、こりゃトラップだ、とトラックに書き直したというトラップ。]


2012-02-13

_ 次のサーバのセットアップ

www.artonx.orgに利用していたマシンがうなり声を上げてダウンしてしまったので、新しいマシンを導入したわけだが、さて、どのLinuxを入れようかと迷う。

今まではUbuntuを使っていたのだが、少なくとも、クリック1発でシェルが起動できないような画面がデフォルトのOSは、Windowsだけで十分だ(と思ったらOSXもアプリケーション-ユーティリティで3回だった)。(デフォルトがどうなっているかは、その設計思想の反映だと信じているので、AしてBしてCすればできるようになる、というようなことであれば相手にならない)

で、最近仕事で使っているしCentOSにしようかと思う反面、Ubuntuを使っていたことからわかるように、デスクトップOSとしても利用するのであまりサーバーっぽいのもちょっと考えてしまう。というところで、どうもMintというのが最近っぽいかなぁとかぐちゅぐちゅしていたら、sora_hからGentooを使えという声がかかった。

まったく考えてもいなかったので、逆に、試してみるかと(まず全然どんなものか知らなかったし)http://www.gentoo.org/へ行ってみると、なんかなんでもソースから入れるのが基本のようでちょっとひいた。というのは、Rubygemという基本なんでもソースをとってきて実機でコンパイルさせようとするあまりうまくないシステムがあって、なかなかうんざりさせられているからだ。というか、ソースからやるんならmakeのほうが良いと思うわけだが、依存関係の解消が必要だからだな。しかし、依存関係の嵐になって、それを解消するための仕組みが必要になるって、なんか本末転倒で少しもDRYじゃないように思う(すでにあるライブラリを使いまわすという考え方が)。そんなに既存の何かを利用したいのなら、そしてそれがOSSなら、ソースツリーを丸ごとtarballに入れておけば依存関係もへったくれもないと思うのだが、まだディスクやメモリをけちって共用ライブラリを使うという発想が残っているのかなぁ。

でも、まあ使ってみなければわからないな、とインストールをしてみたら、それ自体は時間はかかるが、それほど厄介なことはない。

ひとえに、Gentoo Linux x86 ハンドブックがうまくできているからだ。(うまくできているが、本当の初心者=書いてあることを吟味できない人が読みながら打ち込むことを想定すると、数か所、修正したほうが良いのがあった。make.fsとpartedの指定があってないところ(見ればわかるが、やりながら覚えようとしていると仮定すると書いてあることが違うってのはきついかも知れない)とか、初期値が違うところとか)

で、入れていじくっているうちに、これならちょっと今となっては古ぼけたのでお蔵入りさせているAMDマシン(とは言えAthlon64 X2なのでそうひどいわけではない)に入れたほうがお得なんじゃないかという気がしてきたのが運の尽き。

できあいのカーネルではなく、がちがちにカーネルの設定を変えて(つまり、不要なドライバーなどは全部削除。未だにSMCやらTulipやらがチェックされているのでちょっとくらくらした)やり始めたのだが、はまりにはまる。nvidiaのnForceをチップセットに使っているのをつい忘れて、nvidiaにチェックしないで作ってgrubがブートできずに死ぬところから始まって(/var/log/messagesに書いてさえないというか書けないからしょうがないか、スクロールして流れ過ぎているので、単にkernel panicになったということしかわからないので、原因を究明するのに時間をとられた)、make.confにmarch=k8とすべきところを、勘違いしてk9と書いてしまってsyslog-ngのmakeに失敗とかまで実にさまざま。

で、本格的に使おうとapacheを入れようとすると、なんかコンパイルに失敗する。しょうがないので、emacsを入れようとしても失敗する。

良くみてみると、openldapのmakeに失敗している。で、ログを見ると、aclocal 1.11というのが、automake wrapperがaclocal 1.9を使うと言っているが存在しないのでエラーだというようなログになっている。

で、検索するとm4が悪い説とか(1.11と2ケタになったのに対応できないということかなぁ)あって、でも良くわからない。結局、面倒になって1.9という1.11へのシンボリックリンクを作ってごまかすことにして、とりあえずしのげることがわかったので、まあいいか。というか、autoconfも1.11なんだから、1.11同士でうまくいかないわけがないはずだ。

というような感じでインストール作業が続くので、全然、はかどらない。

今となってはそういったことはうんざりで時間がむだっぽい気がするのだが、それはおれが20年近く前にSlackwareとかで似たようなことをやってたからだ(最初にRedhat 確か4.2だと思うが、/usr/src/linuxにcdする必要がなくてちょっともの足りないようなえらく楽になったなと感心したような)。

というわけで、高校生-大学生が春休みにコンピュータの基礎力をつけるというような課題としては、Gentooのインストールというのはなかなか良いと思った。とりあえず、ハンドブックを読みながら作業していけば、要所要所で、パーティションを切るよ。細かい情報をスキップするならこのリンク。さてパーティションとは……みたいな書き方をしているから、スキップせずに眺めていくだけでも、結構、インフラ回りについての基礎知識がつきそうだ。で、それほどすんなりとインストールできないっぽいので、エラーになったら調べて解消して先へ進むとかやる必要があれば、一番重要なこと(つまりエラーになったら調べて先へ進むことが一番重要なわけだし)も学べる。後、OJTの一貫でそこそこ時間を使って新人にマシンセットアップさせるとかにも良い感じかも知れない。

その反面、aptitude emacs23とかやるのと比べて10倍以上時間がかかるから(依存関係をすべてmakeするわけで)、28越えたら他のディストロ使うほうがいいんじゃないかな。

(で、結局、artonx.orgのSubversionどころかApacheどころか、まだEmacsがmakeされている途中だったりするのだった)

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Before...

_ るいも [私は、~/binの下にターミナルを起動するスクリプトをtという名前で入れといて、Alt+F2 t Enterしてます..]

_ 岩月 [>naruseさん Mac OS Xでランチャーという意味ではSpotlightやQuicksilver、Googl..]

_ ryumu* [SpotlightつかえばCtrl+Space,t,e,r,m,Enterでいけますね。 FinderでCmd+Sh..]


2012-02-14

_ WD地獄

It seems that this hard disk WD5000AAKS is not fully supported by the

linux kernel and it enters some kind ...

これ本当かなぁ。というのは、WD3200AAKSにGentoo入れたんだが、大量にemergeしていると、結構な頻度で、journal commit I/O errorになって、そこで終わってしまう。Kernelのmake用の設定が正しくないのかなぁと思わないでもないのだが、妙な設定はしていない(つもりだ)し、ついext4とかにしてしまったが、xfsあたりにしておいたほうが良かったのかとか思ったりしたのだが、WDの問題だとしたら(確かに、長く放置していると死ぬわけだし)困ったなぁ。


2012-02-17

_ 薄いけどしょせんはカマボコ板

10年くらい前にHandspringのVisorというPDAを使っていた。@tdtdsさんが見せびらかしてくれたのに影響されたのだった。

今も手元にあって、しかしここ数年使っていないのだが、実に良くできたデバイスだった。バッテリーは単4が2本なのでそれなりに重いが、少なくともバッテリーが切れたらコンビニエンスストアへ行けば数分後には復活しているわけで、ことその点に関しては圧倒的に良かった。液晶はバックライト無しのモノクロなのだが、その分、本を読むには読みやすくて、青空文庫に入っている寺田寅彦はすべてこのデバイスを使って読んだのだった。もっとも、今と違って老眼ではなかったから、今も同じように読めるかどうかはわからない。

日本語入力はGraffleという手書き認識のアルファベットからのローマ字カナ変換なのだが、これが全く苦にならなくて、えらい数のメモが残っている。

が、時代は変わり、Handspring Japanは撤退し、本元のHandspringはPDAをやめて、携帯電話をくっつけたTreoというのを売り出した。大きさはVisorとそれほど変わらない。

で、これが電話になるのかぁとVisorを眺めながらちょっと不思議に思ったし、当時のzdnetかcnetかそのあたりの記事でも、電話はどうかけるって? カマボコ板を使っているから実に滑稽だ、みたく書かれていて、ああ確かにカマボコ板に話しかけているのは気持ち悪いなぁ、と思ったのだった。

で、先日、道を歩いていたら、まさにカマボコ板の端を耳に、別の端を口に当てて、しゃべりながら歩いている人を見て、Handspringを思い出したのだった。

それは、普通の携帯電話の幅の倍は優にあるデバイスで、おれの持っているVisorと大きさはそれほど変わらない。確かにカマボコ板だ。もっとも厚みは1/4よりさらに薄くて、その点に関してはカマボコ板のコストリダクションの極致だ。気になるのは、あの薄さだと単4乾電池は入らないだろうということだ。ということは単4乾電池より、さらに簡単に手に入る素晴らしい電源を利用しているのだろう。そうでなければ、不便でしょうがないと思うし、時代は10年も未来なんだから、きっとそうに違いない。

で、ふと気付くと、おれもそれに良く似たカマボコ板を持っていることを思い出した。

しかし、バックライトが消えていると液晶は全く読めないし、点いていると疲れてそれほどは読めない。コンタクトを外した近眼モードでもそれは変わらない、そういうわけで、Visorと違って読書するにはまったく向いていないデバイスだ。もっとも、VisorのMP3プレイヤは64MBだったのに、数GBあるから容量の進歩はすさまじいモノがある。

日本語入力は、どえらく反応が鈍いタッチで文字を選択する方法で、反応が鈍いので、文字抜け、打ち間違いはすさまじい。つい、「ず」を「す」(濁音の個所をタッチしたはずなのだが、抜けていたらしい)と打ってしまう始末だ(かずひこさん、ごめんなさい)。Graffleならzuなのでどう頑張ってもsuと入力することはあり得ないので、偉い違いだ。

付属のメモ帳もスケジューラも機能は向上しているし、オンラインでサーバに保存できるようなので便利なようなのだが、入力しやすさがくそなので、Visorほどには使い物にはなっていない。

結局、入力はあまりできないので、主にWebを眺める(読むではなく)のに利用している。

10年間の進歩って、つまりは、見てくれの薄くなりっぷりと、ネットワーク接続性の2つがすべてなのだな、と、なかなかに人類の明るい未来を感じるのだった。


2012-02-18

_ なぜか、smbでWindowsマシンと接続できないとき

OSXからsmb://foo/bar するとすぐにエラーになる。
おや不思議だが、エラーになる理由がわからないので(ネットワーク的に接続されていることはわかっているので)、ターミナルからsmbutilで見てみる。
mbp:~ arton$ smbutil view //foo
smbutil: server connection failed: Cannot allocate memory
メモリーがアロケートできない? それは確かに4GBしか(このMACには)積んでいないけど、と思いながらも面倒になってあきらめていたわけだが、実はこのメッセージは、OSX側(smbutil側)ではなく、Windows側のSrvが返しているエラーだったと、mount error 12 = Cannot allocate memory - SOLVED! (Was "wrong newsgroup" subject)を見つけて知った。そうだったのか。
言われてイベントビューアーで見てみると、システムログに、「エラー 時刻 srv 非ページプール割り当ての制限に達したため、サーバーはシステムの非ページプールから割り当てることができませんでした。」というのが、smbutilやらファインダからのサーバーへの接続やらをトライしたタイミングの前後に1分間隔で出ている。なるほど。
解消方法は、上のページによれば、HKLM/System/CurrentControlSet\Services\LanmanServer \Parameters\IRPStackSize (DWORD)に15または18を設定してリブートすることだそうだが、リブートはちょっと勘弁なので、管理ツール−サービスで、Serverの再起動を試してみる。
mbp:~ arton$ smbutil view //foo
Password for foo: 
Share                                           Type    Comments
-------------------------------
ADMIN$                                          Disk    Remote Admin
print$                                          Disk    プリンター ドライバー
IPC$                                            Pipe    Remote IPC
Users                                           Disk    
C$                                              Disk    Default share
 
5 shares listed
おお、つながった。オームスターに感謝。

_ Ruby-1.9.3-p125

で、なぜそんなことをしているかと言えば、Ruby-1.9.3-p125のMSIを作ったからだった。それにしてもChangeLogを読むと日々刻々と修正/拡張されているのがわかって、すごいことだ。感謝。

Ruby-1.9.3.msi

とりあえずはお試し版ということで、問題ないようならば来週頭にはASR置き場へ移動します。

md5sum: 60c3ec706fb17d7811e0d1bb7f153092

_ ff

friendfeed経由のtwitができなくなっている気がするというかできなくなっている。何か変えたかな?


2012-02-19

_ Windowsで楽勝にgitを使う方法

(2012/3/4注:このエントリーは正確には、『Windowsで楽勝かつクリーンにgitをインストールする方法』です。楽勝な使い方については、『デザイナーのためのgit』を読むと良いでしょう)

まだすべてのコマンドを試したわけではないけど、次のようにすれば、わずか数クリックでgitが使えるようになる。しかも、Windows環境の汚染も目に見える限りは無い。

1) Heroku Toolbelt for Windowsをダウンロードする。

2) インストールする。この時、既定のインストール先はc:\program files\Herokuになっているが、当然、そのままにしておくこと。

3) インストールが完了したら、「スタートメニュー」-「すべてのプログラム」-「Ruby 1.9.2-p290」(このフォルダはおそらくバージョンアップによって変わると思う)の中の「Start Command Prompt with Ruby」というショートカットを右クリックして「プロパティ」を表示する。

4) ショートカットの「リンク先」は以下のようになっている。

C:\Windows\System32\cmd.exe /E:ON /K C:\Program Files\ruby-1.9.3\bin\setrbvars.bat 

惜しい!

5) 次のように、cmd.exeの引数を「"」で囲む。

C:\Windows\System32\cmd.exe /E:ON /K "C:\Program Files\ruby-1.9.3\bin\setrbvars.bat" 

6) プロパティを保存する(OKをクリックする)。

7) これで以降、「Start Command Prompt with Ruby」をクリックすると、RubyにPATHが通ったcmd.exeが起動できる。

8) このコマンドプロンプト内では、ruby、heroku(まあ当然だ)だけではなく、git, diff, patch, ssh, scp(早い話がMSYS)が利用できる。gitなどは、C:\program files\gitへインストールされている。

9) どうしてもcmd.exeが気に食わなければ、c:\program files\git\Git Bash(またはGit Bash.vbs)を実行するとbashが動く。Git bashはデスクトップなどにコピーしておけば、ダブルクリックでbashが動くので幸せになる人もいると思う。(注:他のウィンドウの下に隠れていて気付かなかったので良くわからなくなったが、インストールするとGit bashはデスクトップに配置されているかも知れない)。こちらのショートカットは最初から「"」でパスが囲ってあるので問題ない。というか、cmd.exeはデバッグ(テスト)していないということだろうなぁ。

というわけで、1点惜しいところはあるが、実に良い。さすが、俳句英雄だ。

というか、このパッケージのC:\program files\gitの部分はASR(Ruby-1.9.3-pxxx.msiというファイル名だけど、ASRはASR)に入れようかな。ライセンス的には問題ないと思うがどうだろうか。

_ もう1点惜しいところがあった

良く見ると、bashのプロンプトが
loginuser@host ~
$
と、変なところで改行されている。なんだこれ?
(echo $PS1しても良くわからないなぁ。というか、bashってマウスでコピペできないのか。しょせんMSYSだしな)

追記:alt-space pで簡易編集をチェックしたら(下はcmdなのかな)コピペできるようになった。

\[\033]0;$MSYSTEM:\w\007 \033[32m\]\u@\h \[\033[33m\w$(__git_ps1)\033[0m\] $
となっている。

追記の追記:ZnZさんに教わって、ruby -e '-p "ARGV[0]"' $PS1 したら意図的に改行を含んでいるのだった。ふーんそういうものなのかなぁ。あと、__git_ps1はツッコミでmrknさんやishiksakaさんがが教えてくださっているように(感謝!)Gitのブランチ名に置き換わります。

_ もう1点

git pushで、https://arton@github.comのパスワードを求められるのは良いけど、というか求められなければおかしいが、Authentication failedになる。これもなぜだ? だなぁ。

追記:そういえばこれ動かしているマシンに秘密鍵をインストールしていなかった。それか。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ ishisaka [msysGit付属のBashだとそうですね。最後に(ブランチ名)になります。httpsでpushできないのはmsys..]

_ arton [すみません。空行ではなく(preのスタイルで行間が空きすぎるので紛らわしいですね)「$」とその前でプロンプトが2行に..]

_ ayumin [Welcome to Social coding!! https://github.com/heroku/tool..]


2012-02-22

_ シェルプログラミングのメモ

相当遅い回線(っていってもインターネットだけど)越しにsshでごにょる必要があって、今更ながらにreadlineのありがたさを知ったり、viのありがたみを知ったり(スペース8個叩くより8スペースとかやればキーストローク6個浮くわけだけど、それが×0.5秒で3秒違ったりするわけだから)。

で、20年くらい前に教わった

for i in `改行してずらずら系コマンド`
 do
  echo $i #最初はechoを使って``が正しく設定されているか確認。
done

に死ぬほど世話になった。(相手にrubyが載ってなかったので、何をやるにも、for + (ls | find) + sed とかになってしまったからだ)(xargsとかzshとか気の利いたやつはまだ覚えてなかったってのもあるけど)

一度、forを打っておくと、ヒストリからはfor i in `..';do;echo $i;doneと1行になって出てくるのでここでごにょる。

で、Emacsだと、^u数字-コマンド と打てるのだが、bashのemacsモードだと^uを打った瞬間にバッファが削除されてしまう。何か別の置数方式があるのかも知れないが残念なことに知らない。

で、set -o viで、viモードに入る。すると、ヒストリを出すには、Escしてから、kなので、ここはかったるいが、目当ての行が出てくると、後は数字+コマンド(と言ってもスペースやbなのだけど)が使える。これはありがたい。

findはexecを使えばいろいろ便利だが、エスケープがややこし過ぎるので、結局、forのほうが楽。というわけで、以下のが黄金パターンだった。

for f in `find . -name '*.htmlとか' -print|grep ディレクトリパターン`
 do
   cp $f $f.bak #2回目以降は削除する。
   sed s/パターン/置換後/g $f.bak >$f
 done

うまく行ったら

for f in `find . ...(ヒストリから持ってくる);do rm $f.bak;done

でバックアップを消す。

sedのsは、Rubyの%rと同じく(というよりも、rubyというかperlが真似したのだろうけど)、/以外の文字でも可。urlの置き換えだと/が使われまくるので、s%http://xxx/a/b/c%https://xxx/b/c%g とか。

あと、やってみたら、\nで改行が使えてこれが密かに便利だった。s%</body%<script>...</script>\n</body%とか。さすがに、タグを置き換えるのはリダイレクションと取り違えられると目が当てられなさすぎなので、ファイルへ書いておいて、sed -f ファイル $f.bak > $f とか。


2012-02-24

_ 口を開けて空を見上げる

日本三層構造がどうしたとか、爺さんをさらに働かせると若者の正規雇用がどうしたとかいうような言論を眺めて不思議に思うのだが、そう言えば指示待ち世代論みたいな言説があったなぁと思い出した。だいたい、世代論って、文化的なことを別にすればたわ言としか捉えていなかったのだが、もしかするとそれなりにせいこくをいていたのかもしれない、というかiPadの日本語変換はいささか教養に欠けているようだ。

ケーキがなければ煎餅を食べればいいじゃないと言われるまでもなく、なぜ新しい産業を作るという方向に話が進まないのだろう。もちろん、新しい産業を作り、雇用を創出している人たちがいる。

こないだ、大場さんと話していて、GREEに2000人だかの社員がいると聞いて感動した。

爺さんが既得権益で正社員の位置からどかないから、おれがガミを食っているというようなくだらない泣き言をたれている連中がいるかと思えば、市場を興してかっちりと雇用を創出する連中がいる。

新しい市場に金が流れれば、爺さんを勤めている会社から追い出して雇用を創出するなんていう何の進歩も発展もない能書きなしに、古い市場に金が流れなくなるのだから、爺さんもろともその市場にいるプレイヤーは消え去る道理だ。

それは、起業するというのとは違う。向きを変えるということだ(もちろん、そういう尻馬に乗ることを潔しとしない人がいるから、新しい市場が興るのだが、そういう人はいつの時代でも比較的少ししかいないので、全員がそれをするのは無駄っぽい)。


2012-02-26

_ 解錠師

poppenさんが大絶賛しているのでこれは読まなければな、と買って、例によって電車の中でちまちま読みながら(が、最後の1/5は結局、寝ずに一気読みになってしまった)、読了したのが……とbyflowの記述を見ると、書き込み日付が見つからないとは。2週間くらい前だ。

なかなかこちらを更新できなかったが、書いてみる。2つの視点。

まず、題がなんだかわかりにくいが(表紙はめっぽう美しい)、金庫破りのことだと言ってしまうと身も蓋もない。金庫破りという呼び方だとダイナマイトを使って破ろうが、酸を使って溶かそうが、なんでもありになる。でも解錠師は違う。フローと、指先の感触と、鍵の機構に関する膨大な知識、そして日々の訓練(毎日、異なる種類の練習用の錠を高速に解く)で、ごっつい金庫を優雅に武装解除する。実に好感が持てる職業だ(おれが被害に合わなければ。そしておれは金庫を持っていない。したがっておれは被害に合うはずがない。したがって文句なく好感が持てる)。

物語は、20代後半の青年の一人語りで綴られる3つの時間の流れだ。

1つは監獄の中で思い出話を綴る現在。

1つは高校時代(その前に子供時代が入る)。

1つは監獄に収監されるきっかけとなった17〜18歳(高校時代の直後になるわけだ)。

主人公はまったく言葉を発さない。ある事件(これについては最後まで伏せられている)をきっかけに言葉を発することをやめたのだ。

両親を亡くしたので伯父さんに引き取られる。最初、この伯父さんが、ティナルディエのような少年虐待野郎なのかと読み始めると、引き取ってしまった子供をどう育てるか困惑する安酒場を経営する40過ぎの冴えない独身中年の不器用ながら精一杯の愛情の注ぎ方に(読書主体のおれに近いから共感しやすい)思わず感動してしまうが、それは本筋とは微妙に異なる。

さて、言葉を発さないというのは生きていくのになかなか不自由で、高校に入るとあっというまに、スクールカースト最底辺へ突き落ちてしまう。が、何気なく美術のふざけた教師(これが、アメリカ版の僕な好きな先生(RCサクセション。それにしても美術の教師というのは得な役回りではある)だが、ルサンチマンの塊なのがちょっとあれだ)の投げやりな課題に没頭し、教師と、一人の生徒に衝撃を与える。衝撃を受けた生徒(グリフィスというどこかできいたことがある名前の持ち主で、名前のおかげで、この物語上のVOIDたち、つまりスクールカーストの最頂点に対して主人公を売ってしまう役回りを演じるはめになる。とベルクルスねたにしているが、あまり嘘ではない)は大の親友となる。

この、不思議だが十分に実感がこもったハイスクールライフと並行して、解錠師としてクールに仕事をこなす17〜18歳の放浪生活(ポケベルに呼ばれて仕事をしに出かける)が描かれる。東海岸でのチンピラとの危険な仕事の後、西海岸はハリウッドでやたらとクールな4人組との仕事に入る。この4人組がどえらくいかしていて、アジトの描写からしてハリウッド映画にうってつけだ。ボスは超高級ワイン商を営む美青年、その恋人のラテン系美女、肉体派の顔に傷がある筋肉トレーニングを欠かさないしかしスリムなオオカミっぽい彫り物師、そして異様に暗い個性的な美貌の女性の4人組だ。そこの会話で、主人公の少年が実はぴかぴかの美少年であることが明らかになる。5人のいかした仲間達はクールな盗人稼業に邁進する。が、どこかに落とし穴がなければ、監獄にいる現在は無いはずだ。どうなるんだ?

一方、高校生活はスクールカーストの最底辺から、抜群の画のうまさという点からとりあえず独自のスタンスを確立するのだが、当然(ただしイケメンだから)もてる。もてるが、声を発さないくらいにいろいろ難儀な性格が変わるわけはない。そして、ついに蝕がやってくる。

で、いろいろあって、隣町の高校のゴス系美少女と相思相愛となり、激しく愛し合うことになる。相手の美少女は母親の自殺と父親の不安定な職業といった家庭の事情から相当に陰影がある性格で、しかもこれも画を描く。画を通じた交流で、途中、退場することになるチョンマゲ男がなかなか魅せる。が、何かがあるから、ほぼ同じ年齢で解錠師として放浪生活をすることになるわけだが、何が起きるんだ?

と、だらだらと粗筋を書いてみたが、この話ははっきり言ってしまえば、はなにつきすぎる。

翻訳を含めて、文章はテンポ、構成、情景描写、すべてにおいて洗練されている。

3つの時間軸を並行させる組み立て方もうまい。これによって物語のメリとハリが持続しまくる。

登場人物は上の粗筋に示した通りに、ばかげてハリウッド的なステレオタイプだが、まったく自然きわまりない。

主人公は繊細で内気な美少年。相思相愛の恋人は繊細で内気で陰影がある美少女。主軸の犯罪仲間はやたらとクールな4人組(それぞれ性格が異なる)。

解錠師のマスター(技を伝授して自分は引退する)は、絵に描いたような古道具屋に身を隠しているスキルフルな老人(庭に練習用金庫でストーンヘンジを作ってある)。

ロバートミッチャムを意識しているギャングたち(クルーザーでの航海つき)。

反吐が出るほどエンターテインメントで、しかも映画の脚本ではなく小説だ。特に、主人公と恋人の造形が、あまりにも「小説を読む少年少女」を意識したものになっていて、作家の作家性と人間性の卑しさにうんざりする。うんざりするのだが、物語のテンポとストーリーテリングの巧妙さ、結局、秘孔を突く術は見事なものだ。これは最高のYAジャンルだ。

というわけで、こういった商売人に乗せられてそれなりに心を打ち震わせてしまった自分にうんざりしないでもないが、文句なく良質な少年少女小説(大人でも楽しめる)だった。

解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)(スティーヴ・ハミルトン/越前敏弥)

職業倫理的にもお勧めしたい。技術者ってのはかくあるべきだなぁ。

併せて観たいベルセルク。

剣風伝奇ベルセルクBD-BOX [Blu-ray]

併せて聴きたい僕の好きな先生。

BEST OF THE RC SUCCESSION1970~1980(RCサクセション)


2012-02-28

_ パラダイスのストレンジャー

ミュージカルのサントラ集を買って聴いていたら、シェラザードが聞こえてきた。

Absolutely Hollywood Musicals(Absolutely Hollywood Musicals)

えらく懐かしい。

中学の頃、ロンドンの多分、メータが振ったやつを買って良く聴いた(が、アマゾンを見ると、廃盤みたいだ。特徴的なジャケットなので忘れることはないと思うのだが、見当たらない)。

で、曲はストレンジャー・イン・パラダイスという題になっていて(実際、そう歌っている)、kismetという映画の曲らしいのだが、全く知らない。

Kismet (1955) [VHS] [Import](Joseph Ruttenberg/Adrienne Fazan/Arthur Freed/Charles Lederer/Edward Knoblock/Luther Davis)

なんと、ドーネン&ミネリなのか。(追記:ミネリはミネリでもライザじゃなくて親父のミネリだ。一体これはなんだろう? 途中で交代したのかなぁ、と謎を呼ぶ運命の映画っぽい)

キスメット [DVD](ハーバート・ストサート/ジョン・ミーハン)

はて? ディートリッヒのもある。ディートリッヒのやつをドーネン&ミネリでミュージカルにリメークしたのかな?

Kismet (1944) [VHS] [Import](Charles Rosher/Ben Lewis/Everett Riskin/Edward Knoblock/John Meehan)

(すばらしいアートワークだ)

観たいなぁ。

っていうか、これはリメークのリメークなのかな?

KISMET Final Edition (初回限定生産) [DVD]

(関係ないみたいだ。というか、kismetってどういう意味なんだ?)

調べたら、アラーの意志とか運命ってことらしい。で、シェエラザードなのか。

ストレージャ・ザン・パラダイスは関係ないよなぁ。


2012-02-29

_ アマゾンで靴を買う。

[メレル] MERRELL アウトドアシューズ Mootopia Lace M J20555 Light Brown (Light Brown/9.5)

メレルの靴を最初に見たのは渋谷のカワイの横のABCマートで、靴底があまりにいかしたデザインなので一発で気に入った。そのときは、黒いハーフブーツみたいなやつを買ったような。で、その後、ジャングルモックの赤、黒、茶、グレー(これは、甲州街道沿いの靴流通卸センターみたいな名前のとこで買った)と使い回して、途中、青を交えた等高線みたいなとてつもなくいかした靴底の革靴があったが(もう廃版のような)、そういうわけで、大体、いつでもメレルなんだが、なぜかアマゾンに行ったらお薦めされたので(不思議だ)、メレルショップを見ていたら、ジャングルモックとかはどうもそれほど安くはないので、これならABCマートで買うほうが良いという感じだ。で、一通り見て閉じようとしたら、最後に突拍子もない靴底だけど外観は写真で見る限りは軽そうな(春っぽいし)見たことないやつがあった。で、気に入ったので購入。北斎ソールだ。

アマゾンは靴の書影はえらく凝っているんだな(虫眼鏡機能つき)。

そういえば、ジャングルモックには謎があって、現役なのが赤のサイズ8と茶の7.5で、それぞれ26cmと25.5cm相当なわけだが、どちらも変わらないように感じる。ジャングルモックは足全体に対するホールド感が強いからおそらく8はでかくて7.5のほうが合っているのだろうが、気にならないのだろう。

併せて読みたいザッポス最強伝説


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