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日々の破片

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著作一覧

2004-04-02

_ rave

辞書を引くと第一義は「うわごとを言う」で、次が「どなりちらす」。

名詞では、第一義が「怒号」で、次が「激賞」。最後に「夢中」。

春の祭典の初演の話とかシェローのリングとかを考えると、そういうのをraveと言うのかな?

好悪がはっきり分かれるとか? それでProject Raveなのかなぁ。

_ カマンベール

アライグマ博士と仲間たち 全3話 (福音館文庫)(ベン・ルーシャン バーマン/アリス キャディ/Ben Lucien Burman/Alice Caddy/木島 始)

も、えとせとら経由で購入。したと思うんだけど。

しかし、親子ともどもそれほど余裕がない(子供はアライグマ博士を読んでるし)ので、いつ読むかはわからない。が、なんか楽しい本だなぁ(カマンベールのほう)。

アライグマ博士は、子供と立ち寄った本屋でナニゲなくパラパラ見たらおもしろそうだったのでなんとなく買ってやったのだが、ちょっと(さすがに瀬田貞二ほどじゃないが)翻訳が古風なのでどうかなとは思ったが、語り手が川を見ているとそこにアライグマ博士がやって来て昔話をはじめるという導入のせいか、すんなり読んでいるらしい。

翻訳が古風になるというのは、赤木かんこも指摘してたが、確かに問題かも知れない。実際、ライオンと魔女はどうにか読んでたものの、カスピアン王子の角笛は途中で捨てられてしまったし、それより遥か前にドリトル先生の短篇(楽しい家のあたり)でも読んでやるかと思って声に出す日本語をやらかした瞬間に後悔したくらい、完全に今の言葉ではなくなっている(ので、やめた)。

じゃあ、子供の頃の本を後生大事に抱え込んでいたのは全く無駄だったのかと言えばそんなことはない。

瀬田貞二よりも時代的には前になるにも関わらず、たとえば宮沢賢治なんかのほうがよっぽど現在でも通じる言葉なのはなぜなんだろう? それが母国語ってことなんだろうかなぁ、とか。小川未明にしろ、新美南吉にしろ問題ないし。文化的背景ってのはそれほど変わらないから、翻訳で無理矢理持ってきた背景と異なり通じ合うってのはあるかも。

くらむぼんは笑ったよ

家庭教師の青年は黒い洋服を着ていると描写されているが、ジョバンニやカムパネルラやザネリについて何も書いていない。だから、すんなりと自分の小学校の教室を想像する。僕が読んだ当時の想像と、子供の想像では異なる教室だ。おそらく宮沢賢治の想像では、カスリの和服だったり。ランプはガス灯かも知れないし、汽車は石炭で走るんだろうが、おそらく子供は電灯や電車を想像しているかも知れない。ジョバンニの家は茅葺屋根で母親は「寝んでいる」のだが、きっと煎餅布団に違いない。が、僕はベッドを想像したし、これは子供もそうだろう。新美南吉になると遥かに描写は多いが(たとえばおじいさんのランプとか)、この場合の光景はそれでもなんとなくテレビとかで見覚えがないわけではない過去の日本として立ち表れてくるからそれほど違和感は覚えない。

また描写が少なければ、翻訳の古さはそれほど問題とならないかも知れない。たとえば、エルマーの冒険の訳は古いが、問題ない。描写されるのはもっぱら動物とジャングルだ。

しかし、ドリトル先生あたりになると、そこに出てくる小物のレベルからして格段に難しくなってくる。翻訳当時の日本で一般的に知られていないものをリアリティを出すためにひねって翻訳したものがすべて裏目に出ている感じだ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
_ るいも (2004-04-02 20:30)

音楽ジャンルのRaveにかけている様な気も。SwingもDukeが踊ってましたし。


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