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ケントンプソンの悪戯なんてのがあったのは知らなかった。
しかし、「オープンソースプロセスのまさにその本質」ということは、この頃からBugTrackとかの賞金稼ぎの戦果報告場とかがあったり、eeeyeのような企業もその頃からあったのかなぁ。勝負の土俵が違う頃の例を持ってこられてもしょうがないような。
Reflections on Trusting Trust――これか。1984年(これを読むと仕込み方の解説であって、実際に仕込んだかどうかはわからないが読み飛ばしてるかも)。
まだ、インターネットワームよりも前だし、誰も気にしてなかったんじゃないか?
それより、Unixにはこういう研究からさらに20年の蓄積もあるということなのではないかなぁ。結論は不可知論みたいに読めるけど。
それに、コンパイラに仕掛けてあるという手法に則して言えば、現在、バイナリーを吐くのってgccとgas(リンカはどうだっけ?)に絞られていて、それこそ1番、監視されてるような(新しいCPU、新しいOSが出るたびにいじくられてるわけだし)。
っていうか、これだけ集積度が上がるとマイクロコードの中にバックドアを仕掛けるという
MS Watch(2002/12/01)の読みもありそうだな。
というか、この論評自体は、MSの共有ソースプログラムに関連したものだったのか。
追記:JVMに埋め込めば、ServletエンジンやJMSとかで好き勝手ができる可能性がある。
追記:っていうか、『Linuxカーネル開発プロセスが破壊工作を阻止』は読んだ記憶があるが(内容は全く覚えてなかったが)、良き警告としてナレッジベースに組み込まれているようだが。しかし、この記事を読むだけでは、Linus達がモラリストだということと、BitKeeperへの侵入を許していないことがすべてのようにも見えるが。あまり役に立たない記事だ。
追記:なんだ、ケントンプソンのオリジナルは自分で探さなくても、セキュリティメモにちゃんとリンクが貼られてるじゃん。
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