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日々の破片

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2004-05-13

_ 実名の人はコミュニティを壊す権利を持っているのか?

もちろん、持っていない。

そのコミュニティを壊す権利を持っているのは、そのコミュニティの意思決定機関(それはやさしい独裁者かも知れないし、コアチームかも知れないし、総員の多数かも知れないが、それはここではどうでも良い)または、そのコミュニティの上位組織の法(たとえば、日本内のコミュニティであれば、日本の法。とは言え、まだ破防法は結局、適用されなかったんだっけ?)だ。

ということは、実名も匿名も、コミュニティを壊す権利には関係ないということだ。

それをあえて関係ありげに持ち出すということは、「ためにしている」ということだ。それだけだ。

では何が問題か踏み込んでみれば、子供でもわかるくらい簡単な話で、コミュニティに参加できない(あえてしない、っていうのもありだな)人が問題なのだろう。おままごとで仲間ハズレになる子の選別と同じことだ。

この判別に利用可能なリトマス紙は通常は存在しない。江戸時代には踏絵という便利なツールがあったが(日本国民か神の国の子かを判定するのに――突然、こういうバカなことを書いていて気になったのだが、現在もクリスチャンは踏絵は踏めないのだろうか? プロテスタントなら踏みそうな気がするが、フランシスコ派でいいのかな? が特殊なのか?)、基本的にはそんなものは無い(面従腹背ってのがあるからだ。で、獅子身中の虫になると。っていうか、古い言葉にもバグと同義の概念が虫という言葉で表現されているのは興味深い。しかし、バグは本当にバグがハードウェアに入っていたことに由来してたんじゃなかったっけな)。

どうも、そう考えてみると、実名とか匿名とかを気にする人は、人の心を読めない(あるいは読む気がしない、あるいはそういう発想がそもそもない)特殊な人なんじゃないだろうか? という気がしてくる。その特殊さ(これは逆に、場を読めないことに通じるから、実は仲間ハズレにしたい人と同じタイプとも考えられるな)に鈍感なせいで、どうにかして考え付いたリトマス紙が、実名/匿名の二者択一なんだろうか?

まあ、匿名の人は、敵に回しても痛くも痒くもないけど味方にしても猫の手ほどの役にも立たないからな。しかし、そこはやっぱり実名の人は、味方のうちは屁の突っ張りにもならないけど敵に回っても怖くないから同じようなものか。怖いのは人じゃなくて組織だからな。あと、石だな、怖いのは。当たれば痛いし、ぶつかれば火花が散るし、何より固いからな。ま、実名だろうが匿名だろうが、人は人、人間様には敵わないわけで、間を取れない(人と人の間がとれなければ、これは場が読めないのと等しく、したがってその発言はいやでも間抜けたものとなる)のだから、語るには値しないということだ。

で、この偉そうな人間様である存在を、自立した個人と呼ぶのだ。孤立しても良し、群れても良し、個である人には名前属性は無くても(あるいはパブリックなセッタ付きの名前属性であっても)中にはアイデンティティがあるのだ。

_ なんだ上のやつは?

元々は、ちゃんと入金確認できてるかなと(そりゃ一応そうするべきだよな)新井さんのBlogを見に行って、そこからリンクをたどって行ったサイトを見て思いついたのであった。元々の意見がどんなものか興味もないので読まなかったし(正確には、読まれることを拒否しているかのような読みにくい文章だったので読まなかった)、その意味じゃ単に「匿名……」という言葉に触発されただけで、元の論議(があるのかどうかさえ不明)とは完全に独立しているから参照ポイントは無し。

ちなみに、僕は新井さんが誰かなんて全く知らないが(上のページのコメント欄に「今、貴方が詐欺師ではないか、という発言が起こっています。」っていう書き込みがあったりするわけだが)、etoさんessaさん(しかし、このご両人のこともまったく知らないのだが、何をされているかは知っている)が言及されているんだから間違いないだろうと、僕は思ったのであった。

(追記)読みようによっては、何かあったら「etoさんやessaさんが……って言ったから」というような逆恨みをするための布石のように見えるかも知れないので念のため注。突き飛ばされたのならいざ知らず、背中を押されたからといって先へ進むかどうかを判断するのはこっちの意思だからそれは関係ない。

_ 問題提起

京都府警の実験。うまい言い方ですね。

_ blogspot

Googleのblogサービス? アカウントが無ければコメントできないのかな?

そう言えば、はてなもコメントできるところとコメントできないところがあって(「らしい」というのが気になるんだけどコメントできないので放置中)これは多分、設定で変えられるんだろうが、同じように設定の問題なのかなぁ。

_ おい、そろそろ寝ろ

と思いながら、一冊。

The Database Relational Model: A Retrospective Review and Analysis(C. J. Date)

論語読みの論語知らずになるくらいなら、積読のほうがまだましだ。というわけで、買っては見たものの最初の数章をちょっと読んだだけ。しかし、安いよ、ペーパーバック(ほとんど新書)。

とは言うものの、エンゲルス読みのマルクス知らずってのもありだから、そこでなんでデイトなの? っていうのはあるが、暴力革命はいざ知らず、リレーショナル革命なんだから、デイトでも良いではないか、とか。

という比較が適切なくらい、デイトがコッドの論文を紐解きながら(何しろ副題がA Retrospective Review and Analysisで、レトロですよ)、リレーショナルモデルの誕生からALPHA(コッドが提唱したリレーショナル言語)、正規化、その後の拡張(O/Rモデルとか)などを手短に解説するという「to restate and reinforce their(original Codd's) message for a new generation of database professionals」()内は補完―お得な内容。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
_ るいも (2004-05-13 23:34)

Bloggerは、設定で、コメントを許す相手を指定できます。もちろん、誰でもコメント出来るようにも設定できます。デフォルトは制限されているのが、ちょっと策略を感じますが...


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