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最初のスレッドでのAWTの実行についてADCのバグレポート(でもバグじゃないんだな、間違いなく。Appleはjavaをそういうふうに実装し、こちらはそれとは関係なくJNIでホスティングしているわけだから)を出してからはや数日たつが、何の進展もない。ADCが提供しているMLに参加して質問するのが正解だったのかなぁ。
JNIで呼び出されるライブラリーを記述するのは普通にあるが、その逆ってあまり無いんだろうか? Java側のオブジェクトの参照の扱いを見るとそういう気もするのだが。
moleskinさんの紹介文(田園秘話、シモンのパパ)が興味をそそるモーパッサン(岩波文庫)。中学生の頃、手が復讐する話とかジュール伯父さんとかは読んだわけだが、あらためて読むと確かにうまい作家だと感心する。
どうしてそう考えてそう行動するかを突き放して書いている点とかビアスみたいだ(あるいはその逆か、いずれにしろこれらの作家は冷徹な観察者である。芥川龍之介もそうだな。というか、短篇の名手というのはそういう能力に秀でてるんだろう)。でもそうじゃない優れた短篇作家もいる。たとえばラニアンだ。
突然思い出したので貼ってみたり。ニューヨークのケチなノミ屋が競馬の借金のカタに預けられた3歳くらいの女の子を(親が雲隠れしてしまったから)どうにもしょうがなく育てるはめに陥ってしまう(ケチなノミ屋だがオニではない)。仲間(と言ってもノミ屋と客の関係だから心が許せるわけじゃないんだが、ようするにノミ屋はミニスクールジなんだな)と来たらこれまたささくれきった野郎共だがやっぱり鬼じゃない。かくして太陽が西から昇るようにこのケチなノミ屋の生活が変わり、仲間も何かが変わる。しかし好事魔多し……そしてすべては元に戻る。
それから、WEB+DBの21。これは羽生さんの記事が目当て。
あと、トロツキーの我が生涯の岩波文庫版。
ついでに日経サイエンスの恐竜の別冊。
こないだ子供と国立科学博物館に行ったときどうやって恐竜は獲物を捕らえたんだろうかとか親子で不思議に思ったわけでタイムリー。ライオンみたいに後ろから襲ったのか。今アフリカで水牛とライオンがやっているようなことを1億年前にアクロカントサウルス(知らないけど)とプレウロコエルス(こっちも知らないけど)がやっていたとかおもしろいな。だってサイズが全然違うんだぜ。
そういや歯に全く臼歯が無いんだけどどうやって肉を食うんだ? 人間様は前歯だけじゃ食事できないのだが不思議だな、とかティラノザウルスの頭を前にして話し合ったのも思い出したのは、そんなことについての記事もあったり。
以前、MOT(MMOTか? 東京現代美術館―で検索するとModern Museum Of Tokyoじゃないのか。実際はMuseum Of Contemporary ART Of Tokyo――ART Of Nagoyaだとオレのことみたいだが、名古屋は関係ない――と寄り道してからなぜMusIum? (メタデータだからかも、っていうかソースが強烈で行ってみたいぞ「東京魯現代美術館」とか))とか本題に入る前にグダグダ書いてみたり。
で、地獄という作品を見たのだが、誰の何時の作品なんだろうか。地獄を軸に検索しても全然引っ掛からない。
部屋一面にガラクタを並べ組み合わせて回転させてミッキーマウスが椅子にぐちゃぐちゃに錆付いてあるいは腐敗して腰をかけ、軋み、唸る、全体的にはガラクタ色(ブリキに錆が浮いた色)を基調にした説得力が高く印象的な作品だったのだが。
この時の展示には他にも、ビュフェとデュシャンを足したような名前の作家(だめだ、全然固有名詞が出てこないぞ)――白をバックに黒いカクカクした線をつないでいって印刷と切り抜きをする前のジグソーパズルのようなものを作る人――の部屋全体を使った作品も気に入ったし、子供用にはカンディンスキーの部屋を作って(トンネルの中がカンディンスキーだったり除き穴からのぞくとカンディンスキーだったり)、展示場と子供棟の間に迷路を設置したり(これは常設かも)――しかし地図見るとわけわからないな。B2のはずだから子供棟は特設で研修室、迷路が展示してあったのはサンクンガーデンなのかな? とか、3階あたりに飛び降りる人の飛び降り後の部屋とかもあったように覚えているがこちらは印象だけ(でもなく多少の光景は覚えているが)さーぱり固有名詞は記憶できていないのであった。
で、地獄なのだが、なんで地獄を思い出したかを思い出せないのであった。
腰の上がり具合と頭の下げ方が違うが(っていうかむしろ向きは希望方向なんで全然違うのだがそれはおいておいて)僕なんかの世代だと比較的キースヘリング(Red BabyとWhite Babyに注目)を思い出すのではなかろうか。
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