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と言う愚痴から生まれたメモ。
若手→プログラム書く。じじい→設計(実装設計ではなくビジネスモデリングやデータフロー設計やコンポーネント配置とか)やる。
というのはクソですな。
むしろ、全体像を掴む練習とか散々にやった後で全体を俯瞰してホットスポットを攻めるとかのほうが順番としては良いのではなかろうか。つまり工程でいくと最初のうちは上流をやって、慣れてきたら下流へ進むというわけだ。
軍隊モデルというのがあって、尉官から佐官、元帥と進むに連れて統率する隊の規模がでかくなるとともに、戦術から戦略のほうに進むわけだが(で、そのうち現場を離れてバカをすると)、戦争にうまくやっていたころは元帥自ら船に乗り双眼鏡で眺めながら指揮していたりしたわけでまさに戦術をやっていたのであった(とは言え事例はたった1つに過ぎないのだが)。
だいたい自分が何のためにこれやってるんだということが曖昧だと目的を見失いかねないし、目的がわからなければ迷走してもそれほどおかしくはない。目的(戦略)は上流工程で明らかになり、それをドリルダウンして個々のプログラム(戦術)まで落っこちてくる。そういうのはわかっているから情報の共有というようなお題目がことさら唱えられるんだろうが、お題目を唱えるよりも、上流の現場に若手を投入することこそ重要なんじゃなかろうか。
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