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山の上から熊が2頭で滑ってくる。狼。逃走、崖から転落。
子供を失くした雌熊に雄熊が慰めようと、結局、猟師の家から子供をさらって与える。親父は復讐の鬼と化して子供を捜して旅する。まるで捜索者だっていうか確かに捜索者なんだが。
さて、子供は母熊から毛皮をもらい(亡くなった子熊の毛皮なわけだが)魚の採りかたなんかを習いながら成長する。腹ペコのほうが魚を採れるというのは初耳だが、そういう考え方もあるな。
旅の母娘と遊んだり。眉毛が下がった母娘。目が丸くて頭も丸い。
ついに親父は息子と母熊を見つけ、熊を倒し、子供を連れ帰る。
町へ毛皮へ行くと、原始人の真似が好きな好事家扱いされたりするんで、これは現代のモノガタリなのかと思ったり。
子供はどさくさにまぎれて山へ帰り精霊に出会う。この妙な精霊はタイトルロールじゃなくて最初に出てきて笑わせてたへんなものだ。
海峡を渡り、北風に耐え、孤独に勝つという試練。鯨が助け野牛が助け、自ら助けるのかな? 野牛達がどうせ無意味だよなとか文句を垂れながら壁を作るところとか。
親父は熊になった子供を殺して人間に戻す。しかし、最後は解放する。女の子熊と遠くへ去る。
カラスが狂言回し。食い残しを貰う代わりに情報塔の役割。父熊はさっさと荒野に去る。そういうもんらしい。
平面的な絵を使っているように始まるが、家が出てくるあたりで立体感が妙に出てCGだと知るとか。
期せずして映画の日だったので相当満足。
恵比寿から目黒に抜ければ、寄生虫博物館とモスバーガーだが、モスバーガーが無くてかわりに木を使った雰囲気を出したなんか妙な店になってた。
でも看板を良く見るとモスバーガーだと書いてあるので入ってみることにした。他に行く当てもないわけだし。
なんか1個+サイドディッシュ+ドリンクで1000円って中程度のファミリーレストランのような客単価設定だな、と思ったが存外おいしかった。というか80度バーガーは最初手に持てないくらい熱かった。
14才の時に感じた、プログラミングに対するセンス・オブ・ワンダーを忘れないようにしよう。今の仕事で脳味噌が腐っていってるんじゃないかと心配しているとしたら、たぶん腐っているよ。
―ポールグラハムとshiro(敬称略)
なぜ14歳なんだ? ジョナサン
#14歳と言えば、坂口安吾に傾倒してたころだからなぁ。あまり役には立たなそうだ。でもその役立たずな思想がセンスオブワンダーの始まりかも知れない。
今でも心に焼き付いているものを思い出してみると、チョコレートのTVCMにぶち当たる。小さな俵型のチョコレートがテンコモリにプラスティックのケースに入っているヤツ。なんて名前だ? チョコボールじゃないし(それはキョロちゃんだ)、チョコフレークでもない全然違う、ミニチョコなんてのも違うが、なんだろう? (追記:チョコベビーだな)
その広告には子供が出てきて、そのチョコを転がすとうまいこと本の間を通り過ぎて定規の上を転がってコンパスのところで一周してセルロイドのものさしの上を渡って端の紐をぶら下げるための穴から下に落ちて……と最近アキュラの広告に似たようなのがあったが、そんな感じのやつ。
それ自体はカラクリではないが、似たような感じとしてドミノ倒しは好きだな。プログラムというのは、そういうのに似た感じを受ける。ドミノ倒しというのは単純に1000枚の板を横に倒すのが目的じゃない。いかにきれいに並べてタイミングを取って最後まで走らせるかだ。プログラムってのはそういうのに似た感覚を持っている。
きれいなものはきれいだ。
精緻で巧妙で気が利いていて全体として統一が取れていて(逆に言えば細部はバラバラでてんでデタラメな)しかも見た目がきれいなものが好きだ。
ジェズイットを見習え |
お、大鳥神社のあたりですね。<br>昔、あの辺に住んでたんですよ。
へー、なんとなく羨ましい。目黒、特にJRの西側のほうは、良い感じに寂れていて好きです。