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海のほうへ行ったら4〜5人のグループ(男女別)がそこかしこにタムロしていて、いかにも他に行くあてないよね感が漂っていた。
突然、過去の仕事でsetjmpをどう使ったかを書いてみる。
Unix用のLPI-COBOLかMF-COBOLかどっちか忘れたけど、そのあたりのCOBOL用のライブラリを作ったとき、最後に終了関数を用意した。
(COBOLの記法そのものを忘れたのでいい加減)CALL "ABEND" using abort-status, abort-message.
とか
CALL "OK-EXIT" using exit-status.
みたいなやつ。ABENDの場合、ログ用メッセージを記述できるのがミソかな。他にも歴史的な経緯とかいろいろあるわけだが。
プログラムそのもの(一種のアプリケーションコンテナだし、BCEではバウンダリーに相当する)はCで記述されていて、与えられたメッセージによって複数存在するCOBOLプログラムへ制御を与える仕組みなのだ。ただ、COBOLでは記述が難しい部分や呼び出し元への返送メッセージなどの扱いの問題で、Cで記述したヘルパ関数群を用意してあって、その中に終了関数が幾つかあるのであった。
で、呼び出しは当然、Cのmain処理−COBOLプログラム−COBOL用ライブラリとなるわけだから、どうにかしてOK-EXITとかABENDとかからCのmain処理へCOBOLプログラムをバイパスして制御を戻さなければならない。
というわけであらかじめsetjmpしておいて、ライブラリからlongjmpすることになるのであった。コルーチンということになるのかな?
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