著作一覧 |
6号。さあ、読むか。
巻頭言の難易度がなぜか無い(付けようがないんだろうけど)が、それはそれとして良い文章だなぁ。
YARVのはすごくおもしろい。難易度RHGというだけのことはある。考えてみると青木さんのもそうだが、萩谷昌巳さんの書いたもの(や、遡れば竹内さんが書いたLISP入門――僕はこの語り口そのものは嫌いだが)なんかと同じような匂いを感じるんだろうな。どう考えても簡単じゃないことを、軽快に楽しげに書いているからだ。つまりその対象が好きで好きでたまらないから、傍から見ればとんでもなく難しいことだったりするのに、まるで友達と芸能人の噂話についておしゃべりするみたいな軽さでそれについてあーだこーだと喋れるんだろう。いいなぁ。
あれ、おれがいるぞ。
これは持ってるけどイマイチかな。
やっぱ、Zeのが良かったな。録音もジャケットデザインも良かったし。
1 time、2 Times、3 Times ドンドンドンってとことか。
とは言うものの、個人的にはサルドバンでのライブが好きだった。あれもどこかに行っちゃったけど。キキピカソが内ジャケットを書いててそれも好きだった。というか、演奏よりもキキピカソの画のほうがよほど記憶に鮮明だけど。
コントートユアセルフを除くとどれで聴いたのか忘れたがジェームズブラウンのやつをアィフィールグッド、デゲデゲデゲデン、ワーって感じで唄ってるのは印象的。
で、イーノがプロデュースしたノーニューヨークが原点なのだが、これはジャケットはいかしているし、同じ頃にULTRAVOX!のかすのような(元の曲は良さそうなのに)プロデュースしてるのとはうってかわってシャープで良く響く音作りをしてるので割と好きだったのだが、聞いていて不愉快になってくる(メタルマシンミュージックみたいなものとも言えるし)のが問題でやっぱりどこかへ捨ててしまった。あとリディアランチがミスターカイトみたいだったり、ジェームズチャンスがフリクションみたいだったり、ノーニューヨークが先か東京ロッカーズが先かとか。DNAだけはどうしようもなくオリジナルな気がしたけど、実際にアートリンゼイのその後の活動を考えると、確かにもっともオリジナルだったんだろう。
で、この後、ニューヨークのイーノはトーキングヘッズの2ndのモアソングスアバウトビルディングスアンドフードをプロデュースして、そっちに肩入れしていって最後にはブッシュアンドゴーストになる。
それはそれとして、僕はこの2枚目が今でも1番好きで、特にガールズウォントトゥービーウィズザガールの真ん中へんで出てくるザザッザザッというシンセサイザーの音が気に入っていたりするのだが。あと、これ聴いてるからワーニングってのが許せないのかも知れない。どう聴いてもカタカナで書けばウォーニングサイン、ウォーニングサインって発音してるからな。
に比べると、ブッシュアンドゴーストははっきり嫌いだった。その頃、ちょうどアミーンとか収奪理論とか高橋悠治とかのことを考えていたから、このてのやつってのは特に頭でカネ勘定してそうなイーノがからんでるってだけでイヤな気分になってくるわけだし。
にも関わらずリメインインライトは2ndほどじゃないにしろ、今でも時たま聴く程度には好きだ。っていうか冒頭のダダダッアーってのはすごいすごい。この頃、NHKホールで来日公演をやったので当然のように見に行ったわけだが、前座がプラスティックスで、中盤にティナウェイマス(お、すらっと名前が出てきた)とドラマー(こっちは名前が出てこない)で好き好き魔女先生じゃなくて、なんだったかな? お喋りクラブじゃなくて、呪文みたいなやつのバンド、が入ったり。それにつけてもベースは重そうでずっと前かがみで腰を曲げてやってるのに比べるとトムトムクラブ(と突然思い出した)のほうが楽しそうだったな。
で、さらに思い出したが、御茶ノ水のパイナップルの近くにトムトムクラブって名前の喫茶店があって、アテネの帰りに良くインベーダーをやったものだな、そのうち廃業してしまったが。それにしてもどうしてこういうのって連鎖して思い出すんだろうか。トムトムクラブか……で、喫茶店のほうが先にあったわけだから、きっと何か意味が言葉なんだろうな、と思ってそのまま数10年の歳月が過ぎていったわけだが、その程度にどうでも良いことである。
ジェズイットを見習え |
トムトムクラブ お茶の水は私も行ってました!<br>学校が近くだったので…。細身の可愛いお姉さんがいて<br>嫉妬していたのを思い出しました笑