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シュトックハウゼンと言えば、国立劇場でのまさに凍てつく雅楽を思い出さずにはいられない。オートバイを乗り回す猿。
グルッペンという曲は3群のオーケストラから構成される。それについて柴田南雄が、伝聞として書いていたブーレーズについての逸話を思い出す。ロスバウトとブーレーズと誰だかが指揮を執ったのだが、ブーレーズの側から聞こえてくる音があまりに美しいので、聴衆は曲の構造を無視してブーレーズ側のパートばかり耳を傾けてしまい、これっぽちも3群から構成した意味がなかった。思えばそれが指揮者ブーレーズ伝説の始まりだったのだと。
そのグルッペンをアバードが振っている。これは聴かざるを得ないだろう。歌を歌わすということにかけてアバードが特別な才能を持っていることは明らかだ。そして少なくてもグルッペンに関しては優れた指揮者の下では美しい音楽が聴こえてくるのだ。
多声法が横軸と縦軸に注意が必要なアセンブリプログラミングなら、和声法は進行を中心とした高級言語による手続き型、ミュジクセリエルはすべてのパラメータを一度分解して再構成することで多声法の手法を極限まで分解した別のパラダイムに相当する。個々のセリーは状態を持ち得ないので関数型と類比することができるかも知れない。グルッペンはそれを3つのノードに分散させたものと考えることができる。それは極度に精緻な作業で、多分、疲れてしまったのだろう。1960年代以降のシュトックハウゼンは作曲家から上流工程の人になってしまったと言えそうだ。
Racc-1.4.4とamstd-2.0.0を追加 (racc.bat作成済み)。rjb 0.2.3へバージョンアップ。vrswin050618にバージョンアップ。zlib.dllをzlib1.dll (1.2.3)へバージョンアップ。
zlibのlib名が変わったので再コンパイルした。
cd ~\ruby-1.8.2\ext\zlib diff -u extconf.rb~ extconf.rb --- extconf.rb~ Wed Apr 23 08:39:32 2003 +++ extconf.rb Sat Sep 17 22:52:11 2005 @@ -10,7 +10,7 @@ dir_config 'zlib' -if %w'z libz zlib'.find {|z| have_library(z, 'deflateReset')} and +if %w'z libz zlib zdll'.find {|z| have_library(z, 'deflateReset')} and have_header('zlib.h') then defines = []
yahoo.co.jpの自分の名前を騙るspamがあるから差出人=artonx@yahooなメールをspam設定していたのを忘れていたもんで、なんでruby-listへ送ったやつが反映されないんだろう? と不思議に思った。
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はじめまして、winebarrelといいます。<br>すみませんがrjbについて質問させてください。<br><br>rjbでJavaのメソッドを呼び出すとき、String型の引数にnilを渡すと空文字列に変換されてしまうのですが、これはrjbの仕様なんでしょうか?
すみません。バグです。UTF-8変換時に混入したようです。0.2.4で修正しました。<br>http://arton.no-ip.info/data/rjb-0.2.4.zip