日々の破片
| 著作一覧 |
2006-09-18
_ LhaLib
成瀬さんに7-zipを教わったものの、途中まで作ってしまったという経緯もあって（あとDLLとか特にインストールしたくないじゃんってのも無いわけじゃない。ただ、「特にインストール」する場合には7-zipが良さ気なのはわかったので、ライブラリ化する気はあります）、とりあえずLHa専用版。
LhaLib相当手抜きな実装なので、いろいろ不都合はありそうですので、試していただけたら嬉しいです。
svnレポジトリ_ いつから戦争映画はお涙頂戴になったんだ？
青島要塞爆撃命令 [DVD](加山雄三)多分、これだと思うけど、子供のころテレビで見て最高におもしろかったな。
御前会議―ドーンドーンと音が鳴って大帝登場とか。
いや、それはどうでも良い。
飛行機で青島にある敵の輸送列車を爆撃するのが彼らの使命だ。
飛行機ってなんだ？
というところから始まる悪戦苦闘。横を見るとツバメが飛んでいる。で、あれよあれよという間に追い抜かされるとか。
で、狙いを定めるんだが、飛行機の脇にくくりつけられた茶筒みたいのに爆弾を入れて荒縄でくくって、横から覗いてOKそうに見えたら出刃包丁で縄をたたっきる。
で、爆弾は3個しかない。
飛行機より速い速度で基地のトンネルへ吸い込まれていく敵の輸送列車。
包丁でスパッ。
はずれー。
包丁でスパッ。
はずれー。
おいおい、もう後が無いよ。
という感じで楽しいね。というか、太平洋戦争と違って時代も呑気だし勝ち戦だし、実に愉快（やっぱり勝ち戦ってのはいいね。だからハートブレークリッジなのかとか）。
ちなみに、青島（有名なビールの故郷。三国志だと曹操が黄巾賊の無敵の敗残兵を確保するあたりで出てくるね）はドイツ（第一次世界大戦に対する日本の連合国側への貢献の物語なのだ）が領有していたらしい。そういえば日清戦争だかで青島をもらえるはずがドイツに取られたんだっけ？
ジェズイットを見習え |
あんた最高！戦争映画がお涙頂戴じゃこれから何も変わんないぜ。戦争なんか人類の恥じだし。悲しみの憎しみしか残らん！なんて誰でも知ってることやん！やられたこといつまで言ってても自分の国がやった事認めなきゃ話にならんよ！実際被害に会った人間!...もちろん日本だけじゃなくね。はかわいそうだし悲しい事だよ。でも加害者意識持たないとなんも変わんないぜ。戦争反対は当たり前。前に進まないとあかんでしょ！どぉ思います？
こんちは。どう見ても書き方は荒らしなんだけど、良く読むとまともなこと書いてますね。<br>というわけで、まじめに僕の考えを言えば、一方的に被害者意識でお涙頂戴（しかもそれが国を愛して、なんちゃらを愛してだ）な映画もあっても別にいいけど、そこで引用したようなオバカな大娯楽映画もあるほうが良い（歴史をベースにしたやつだ。SFとかだとしょうがない）。戦争であっても人間の営みである以上、あらゆる側面があるんだから、なんでもちゃんと見せて、そのうえで、ではおれだったらどうする？ と自問できるようにすべきでしょう。<br>そしてより重要なのは、国家ではなく個人の問題だということ（コメディってのは個人の問題に帰することができる唯一の表現らしく感じる）。戦中に荒原に逃げて馬賊になった日本人だっているわけだし、炭鉱から逃げ出して北海道の山の中で隠れてた朝鮮人だっているわけだ。そいつらが特別なのではなく、むしろ南京陥落を祝って提灯行列で浮かれまくったふつーの国民が（その陥落時になにが起きたか知ってて提灯行列してたわけだ）、海は死にますか山は死にますか（時代が違うけどいいや）ってのが歴史だろ、ということ。