著作一覧 |
* $Date: 2006-11-03 04:23:11 +0900 (金, 03 11 2006) $
あああああ、「金」の文字がソースに埋め込まれちゃったい……。
どうしてTZ名といい、Windowsはやっかいなことをしてくれるんだろう。
もしかすると、ここんとこがノーヘルかも。
で、そのノーベルじゃなくてノベルだけど、いつの間にか「リナックス企業」というものになっていたらしい。ネットワーク企業じゃなかったのか。(そういえば、一時期オフィスソフト企業になってたこともあったなぁ)
追記:
誅天罰研究会 世紀末研究所 (小林よしのり異常傑作選 (2))(小林 よしのり)
なんとなく作者にとっては消したい過去なんじゃないかという気もするが。ちなみに「ここんとこがのーべる」と平仮名だった(徳間版。これ、少年マガジンに連載されてたような気がするけど)。
一番おもしろいのは最初の話で、連載が進むにつれてだんだんやる気が失せてくのが読めてちょっと悲しい。
博士が原子力を平和利用する発明をしたと聞きつけた電力会社の社長が訪れる。原子力のイメージアップのために、ぜひその発明品を量産しましょう。で、どれですか?
博士は、自分が発明したインベーダーゲームを紹介する。
おお、これがそうですか、と社長。どれどれ、おもしろそうですな。
さっそくゲームを開始する。ザッザッザッと、インベーダーが蟹歩きをする。というか、普通のインベーダーゲームなんだが。で、どのへんに原子力を使っているのですか? と顔を上げて博士に聞く社長。
と、目を離した隙に自機がインベーダーにやられた。その瞬間にきのこ雲がゲームコンソールから湧き上る。も、もしや。
そう、本物の原子爆弾を利用しています。と博士。
えー、と目を剥く社長。
子供のおもちゃという平和利用です。というか、ゲームを続けてください、と冷静に社長を促す博士。自機が全滅して侵略されると実物大の原子爆弾が爆発する仕組みです。
必死にインベーダーと戦う社長。「危ないじゃないか」とか言えば、「原子力発電所くらいに絶対安全です」と博士。
「お、やっとクリアした」と社長。当然のように一段下からインベーダーが降ってくる。「……やっぱり」と休む間もない。
かくして昼も夜もえんえんと地球の平和を守るためにゲームをやり続けるはめになった社長(やめればリアルタイムゲームだからインベーダーが基地を破壊して爆発するわけだから)を横目に、ブリーフケースを抱えた眼鏡の優秀そうな秘書が「原子力を操っていた社長が原子力に操られている……」と独り言。
そして、ついに力尽き、ついに社長がインベーダーに打ち負かされそうになった瞬間に「制御装置を発明したぞ」と部屋に押し入る博士。つかつか大股で壁際に近付くと手にした巨大なトンカチでコンセントを叩き壊す。と、電源供給が絶たれてインベーダーが止まる。涙を流して感動する社長が博士を見上げる。博士、両の拳で胸を乱打する、とナレーションのト書き。「原始の力を持つ人だった」
流行言葉や他の作品のセリフをぐちゃぐちゃに混ぜ合わせて主義も主張もなく、そのコマそのコマで無意味に完結してつながりは偶然まかせの言葉まかせというスタイルで無理やり15ページを埋めていく伝統的な破滅型ギャグマンガのスタイルの極限みたいなものだ。しかし「制御装置」という言葉とトンカチ、コンセントを叩き壊すといった思いつきそうで誰もやらない組み合わせはやっぱりおもしろい。
ジェズイットを見習え |