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なんかNHKでやってた番組見てたらすごかった。
溶かすというか腐食させるという行為から産まれる作品ってのは想像力をえらく刺激するのだな。
当然のように最終的な仕上がりを意識しながら創るにも関わらず、実際にどうできるかはやってみなければわからない、って点では磁器なんかにも似てるから芸術というより工芸のほうなのかも知れないが、というか、どう違うんだ? 産まれるものがオーナメントか実用品かという違いなのかな、その不安定さが植物的な感じと通じるのかも。つまり、静止した生き物みたいな感じ。
でも、これだけの作家でも40年たてばそれほど知られてない存在になってしまうということ(知らぬはおればかりなりって可能性もあるが)は、いかに生き延びることが重要かってことなのかも知れない、けど、生き延びて同級生として作品と人を語る立場になるってのもそんなにいは嬉しい役回りでもなさそうだし、とか。
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