著作一覧 |
翔泳社さんから本が届いたので、開けるとJRuby on Railsという星空の表紙の本が2冊。
韓国で、
かんたんRuby on RailsでWebアプリケーション開発(arton)
を翻案して出版するという話は聞いていたけど、いつの間にかJRubyになったらしい。
というか、ハングルはまったく読めないのでリストとキャプチャを眺めると、なんとなく同じところもあるような、まったく別物のような。叩き台にはなっているようではあるので、ちょっと(著者の責任感としては)一安心ではあるし、なんとなく嬉しいような不思議な気分ではある。
それにしても共著者(というか、翻案者というか)の名前がまったく読めないのは妙な気分。
あと、JRubyになったせいでRuby-GetTextが抜け落ちているのが残念な感じ。それにDRYについて書いたところが、Dave ThomasではなくAndy Huntの間違いなのに、そのままなのにきづいてしまって、それはちょっと困った感じ。
というか、台湾版は漢字があるからまだ読めるけど、こっちは本当に見当がつかないな。
ストールマンとMatzは前者。ジョブズは後者。
JavaScriptやRubyは前者。Javaはほぼ後者(privateキーワードに対する態度)。
バッハは前者でベートーヴェンは後者。
折り紙は前者でレゴは後者。
散歩は前者で鉄道は後者(途中下車ができる切符は前者)。
パーソナルコンピュータは(Windowsが載っていてさえも)前者でアプライアンスは後者。帯は前者でベルト(穴が開けてあるやつ)は後者。
楽器は前者でCDは後者。
風は前者で壁は後者。道徳は(正しくは)前者で法律は(精神はともかく運用は)後者。
ジェズイットを見習え |
http://www.nabble.com/Request-for-JRuby-1.1-release-p11440596.html<br>みたいな話があったので、てっきり書下しだとおもっていたのですが、artonさんの本が下敷きになっているのですね。
あ、そうです。iasさんだった(この本の話とは別件で、rjbの質問をもらったことがあって、やり取りしているうちに、翻案者その人だとわかった)。もともとそういう意味ではJava指向でしたね。
面白いです。宗教はどっちかなあ。これも精神と運用と分けて考えないとだめかも。
宗教とひとくくりにすると難しいですね。運用は確かに後者っぽいけど。ただ、どちらかというと個人の精神の解放に結び付く道徳(道徳は本来、そういうものではないかとカントを読んで考えた)と異なり、戒律によって精神を束縛することで逆に魂の救済を得られるようにするのが宗教で後者ではないかなぁ?(宗教者では無いので実感としてはわからないです。意識的無神論者であり、それはそれで宗教的信念ではあるけれど、当然、それは宗教じゃないし……つまりは道徳律しかない)
確かに、一度は信心深くならないと難しいですねぇ。偏見でしか語れてないかも知れない。有難うございます。