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えらく使いにくく、しかもバグがたくさんありそうなツールを使っているわけで、しょうがないので、しょっちゅうベンダーに問い合わせを行うことになる。
これまで20回はメールが往復しただろう。
ここで、うんざりするのは、常に、そう常に、
「パラメータファイルはバイナリーエディターでエディットしてください」
という一節が入ることだ。
それは、インストールマニュアルにも書いてある。
拡張子がiniとなってるから、確かにすぐにメモ帳が開く。おそらく余分なCRが入ったりしたこともあるのだろう(実際には、90%以上の行がASCII+CRLFとなっていて、ごくまれにASCIIの制御コードが埋め込まれた行が存在する)。
ここまでしつこく書いてくるということは、
・そうは言ってもメモ帳で編集/保存してとらぶりまくった経験がある/あった
・障害事例ナンバー1
・テンプレ化されている
しかし、そういうこととは無関係にバギーなのだが。
ここから1つ教訓を得た。毎回サポートが(違うと書いているのに、実際には往復の3回目くらいから、面倒になって、こちらからのメールには「編集はバイナリーエディターで行っています」という一節を入れているのであった)同じおまじないを書かなければならないくらいなら、
・最初からそんなばかな仕組みにはしない
・早いうちにその点は修正する
のいずれかの対処をすべきということだ。はっきりいって、むかつくぞ。今では、
「お、返事キター!」
「バイナリーエディターでエディットしてくださいが結論に1000ヘクトパスカル」
「おれは10000ゴディバ」
という賭けにならない賭けが行われているくらいだ。
#これだけでは単なる王様の耳はロバの耳なので、有用な情報。Bzは、おれにはすごく使いやすい、シンプルなバイナリエディター。お勧め。(sendtoにショートカットを作るとエクスプローラからの送るメニューで起動もできるし)。
青木さんのインタビューのときも思ったが、同世代のインタビューイのときは、ささださんのインタビューがくだけておもしろい。(くだけたからといってちっているわけではないと思うし、年寄り相手がおもしろくないわけではない)
逆に思ったが、ささださんより若いインタビューイだったらどうなるんだろう? たとえば成瀬さんとか斎藤さんとか。
インタビューの価値についてさらに考えてみる。
・あの人のことを知りたい、っていう興味というのはインタビューを読むひとつの動機で、もちろんそういうのはある。essaさんとか中田さんのインタビューなんて、そのての好奇心を満たされまくり。
・それ以外
で、るびまであれば、むしろそれ以外の部分に、より着目したい。
・おれと異なる視点の人(しかし興味の範囲はかぶっているので、まったく無関係の人というわけではない)の話から、自分にとって未知の発見、見方、考え方、人生とか、そんなものを得るというようなこと
思い起こすと、スーパーアスキー末期のころの、生越さんの女子高校生Linuxっていうのは、もともとどういう発想で始めたかは知らないが、知ってて当然の人たち=読者に対して、知らないのが当たり前の人がLinuxを前にしてどう反応し、感じ、考えるか、というような新たな視点を与えるという、興味深い実験だった。もちろん、街頭でなんぱした女子高生を相手にしたら、筋がずれてしまう(ていうのはあくまでもLinuxについての連載だったわけだから)ので、そこは生越さんの教え子という枠が設けられていたと考える。というか、良い企画だったわけだが、読者欄でめたくそにされていたのは、いかに了見が狭く、自分目線だけでしかものを考えられない、教えて呉れ呉れたこらばかりが、声がでかい(わざわざ投書する)なのか、とそれはまたそれで新たな発見があっておもしろかったわけだが。
すると、たとえば、同じように、違う目線、違う発想、違う考え方の人たちが、(この場合の筋となるのはRubyである)をどう見ているか、どう考えているのか、どう使っているのか、は興味の対象足りうる。
・女子高生Linuxからの類推だと、女子大生Rubyist(Rubyistの必要はなく、Rubyを教えられている人たち)とか
・教育に使っている人、つまり小波先生とか。
・中学生Rubyistとか(だんさんの本ではじめて勉強はじめた読者とか)
・(ビジネス臭ぷんぷんの人はITMediaとかに出てくるし、立場上、本音トークとかは難しそうだから、ちょっとだめかも)
とか、考えてみると、すでにHotlinksというフレームワークとは外れていることに気づく。っていうか、今気づいたが、機械猫さんの日記は、Hotlinksに入ってないんじゃないか?
あれか。よしだともこのユーザー探訪(IME2007で出てこないが、「たんぽう」じゃないのか? 正しい読み方を知りたい)みたいな切り口か。
ジェズイットを見習え |
今号のるびまではお休みだった他言語探訪の編集担当でございます。<br>「探訪」は「たんぼう」と読んでくださいまし。<br>IME2002だと辞書に元々入ってます。
探訪が変換できないネタは一年ほど前にわたしも書いていたようですw
あ、「たんぼう」なんですね。どうもありがとうございます。というか変換できたし。
『ルート訪問記』ではなくて? よしだともこさんというと
あっそうでしたっけ?<br>そう言われてみれば確かにそんな気がするので後で直すかも。