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以前、荒井さんのPowerShell本を紹介したことがあったけど(レビューさせていただいたので内容は知っていたし、結果、献本していただけた)、あの本は、PowerShellはどう使えるのか、どういう制限があるのか(代表的な例としてスレッディングモデル)といったことを、PowerShellの機能紹介、文法や記述方法、実例、応用について解説された、良い本だったと思います。特にどうにかしてWindows Formを使おうといろいろ試してみるところとか。ああいう要素は楽しい。
ただ、そうは言っても、一通り読み終わって、いざ自分がスクリプトを書くとなったら、リファレンスは欲しいところ。MSDNってこういう場合にいまひとつアクセスしやすくないのは、重いからだ(Rubyのリファレンス(現在は)とか、Java APIやRails APIとかは軽いんだけどね)。
というところに、同じく技術評論社から、牟田口さんのポケットリファレンス本が出ると聞いたので、紹介します。
Windows PowerShell ポケットリファレンス (POCKET REFERENCE)(牟田口 大介)
(まったく、読んでもいないし、モノも見ていないけど、縦19cm横13cmで、他のポケットリファレンスと同じではないかとのこと)
著者の牟田口さんは、直接の面識はないんだけど、@ITにPowerShellについて寄稿されていたりするWindows Scriptingのエキスパート(MVP)で、というよりも、それよりなにより僕にとっては、Ruby256邪道編の上梓直後くらいにエゴサーチで知ったわけだけど、(Rubyistではない方向から)熱烈に支持をしてくれた、おかげでとても力づけられたし、僕の本が役に立っているらしいと実感できた、ある意味、恩人と言っても良い方です(裏付けのある誉め方してもらうと、そりゃ嬉しいし励みになるからね)。
で、読んでいなくてもリファレンスだし、書いているのはWindows Scriptingのエキスパートなんだから、紹介することになんのためらいもないわけなのであった(というか、僕も自分用にカートに入れた)。
Mono 1.9.2 OS Xをダウンロード/インストールすると漏れなくMonoDevelop 1.0も付いてくる。
ただ、日本語を表示するには、GTK#のリソースをいじる必要があった。
以下に手順を示す。
この設定をしないと、すべての日本語文字が□になるので、さっぱりわからないことになる。
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おー、ポケットリファレンスはうれしいですねえ。