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やっと全CDを吸いこんで、いろいろ聴いていたが、マーラーの9番が気付かないうちに、バーンスタインのベルリン、アバードのベルリンとウィーン、バルビローリのベルリンと、ベルリン3種、ウィーン1種となっていることに気づく。
ウィーンのバランスが悪いなぁというか、何か欠けているものがある。と考えるまでもなく、宝物にしているエンジェルGR版の、つまりワルターが亡命直前にウィーンを振ったやつがない。
あのポルタメントが使われていた時代のマーラーが聴きたいものだ。
と、アマゾンを探すと、何やらいっぱいある。
なんんでいっぱいあるのかと思ったら、版権が切れているってことと、CD化するにあたって、リマスターできる、つまり腕のふるいがいがあるからってことか、とわかった。
でも、まあ、9番は普通にEMIのを買う。エンジェルGRと同じような音だろうと思うからだ。
そこで、はたと気づく。最初の大地の歌が聴きたかったのに売られていなくて、結局聴けなかったのだ。だったら、そのての新しいやつを買ってみるか。
で、探すと、やはりある。
マーラー: 交響曲「大地の歌」 ほか(ケルスティン・トルボルク)
DDDとかSPARSコードが書いてあるが、DDDって言っても最初のDがちょっと違うだろうとか思うけど、まあいいや。
ある意味、骨董商にそっくりな(でも複製できるところが違う)おもしろい商売だが、これも(価格付けが1ランク上にしてあるし)、今、金持ってるじじい相手商売ってことなんだろうな。
カタログを見ると、マジーテイトがいないのがさびしい(なぜか、これもGRのお気に入りなのだ)が、メンゲルベルクがあるな。
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