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宇野るいもさんと、『開発の現場』で連載していた、『コーディングの掟』が単行本になりました。
コーディングの掟(最強作法) 現場でよく見る不可解なJavaコードを一掃せよ! (開発の現場セレクション)(arton)
軽い読み物調で、実際に見聞きした妙なコードや運用などを元ネタ(もちろん同値でも参照等価でもなく、意味等価に変えているわけですが)に論評し、どうすればよりベターになるのかを示すという技術系読み物です(それっぽい表紙ですな)。結構、軽いですが、内容はそれなりに重かったりもします。たとえば、ソース管理ツールの運用についての章は読み応えもあります。
そういう意味では、以前に宇野さんと書いた
Javaプログラミングの処方箋 (Programmer’s foundations)(宇野 るいも)
を、より読み物よりにして、かつ泥臭くしたような本とも言えます。
校正のため、あらためて読み返してみたら、なかなか面白かったので、きっと面白いでしょう。
たとえば、宇野さんの書かれたところですが、ロギングのためのコードの説明がいつの間にか、commons-loggingがロードできないトラブルの話になって、それを解決するために、Tomcat(というかJavaのというか)クラスロードの仕組みの解説になって、原因を説明するところとか、僕にはすごく面白い。
というわけで、どうぞよろしく。
なお、校正のために読みなおしたところ、手を入れる必要が感じられなかったので(一部、補足したところはあります。たとえば分散SCMについて言及を入れたりとか)、連載時の記事から誤植や書き間違いの修正は入れていますが、ほとんど同じものです。
その日は上野に行く用事があるのだが、秋葉原では「Gauche/Kahuaセミナー2008 Fall」がある。
まだ定員に空きがあるそうなので、興味がある方は、セミナー参加登録までどうぞ。懇親会もあるようです。
ジェズイットを見習え |
プロでも開発でも現場でもないけれど、なんだか面白そうです。メモしておかなくちゃ。
ト音記号とヘ音記号の位置が変なのですが?
多分、ロ音記号とホ音記号なんでしょう。