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最近、ftpでgetしてtar -xvfして./configureしてmakeしてなんてことはあまりはやらず、野良ビルドとか言われたりして、むしろあまり良くないことのようにさえ思えるような気がする。
まあ、気がするだけなのだろう。そうじゃなければ、msiに固めたRubyの配布をしているという行動と矛盾しそうだ。
でも、そうではない。今でこそ、Express Editionなんてのが出ているが、VC++6の時代には、VC++を購入していなければ、普通の人はソースのタールボールを手に入れても何もできなかったわけだ。もちろん、cygwinやMinGWがどうしたとか言えば言えるけど、それを言えた時点で普通の人ではない。
でも、Linuxとかだったら、それを使っている時点で、上の意味では普通じゃないんだから、バイナリーで配布とか不要じゃないかと思わないでもなかったのが数年前、しかし今では、すっかりUbuntuでしかもaptitudeどころか、Synapticでマウスくりくりするほど堕落した生活に慣れてしまって、ソースタールボールをいじるのなんてRubyだけくらいになってしまったわけだが。
とはいえ、デバッグでもしてみようかな、と思ったら、やはりソースから作らないとどうにもならない(とおれは思う)ので、OS XのMonoを一発ソースから作ってみようかと思い立った。
が、やっと作れたものの、思わぬ時間を取られてしまった。
反省点。
1. お手軽に慣れきってしまったため、READMEを先ず読む習慣がなくなってしまっていた。いきなり./configureするのは無意味だよな。
2. 最近の環境についての知識がない。というか、全然最近じゃない気がするが、バイナリーでどかどかインストールするか、さもなきゃなんでもかんでも/usr/local というのに慣れてしまっていたので、pkg-configって全然知らなかった。(特にOS Xだと/Libraryのサブシステム分離方法から、とても必要なツールなんだなとわかったけど)
というわけで、OS XでMonoを構築 (おれ以外には役に立たない環境のような気がするが)
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