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クレイシャーキーを読み始めた。
Here Comes Everybody: The Power of Organizing Without Organizations(Shirky, Clay)
大体6割程度の読み取りで、なかなか進まない(instituで始まる単語が頻出して明らかにキーワードなんだけど研究所みたいな意味じゃないことはわかるがモヤモヤした概念の形成中になったり)が、期待程度にはおもしろい。とはいえ青木さんの訳があればもっとおもしろいだろう。
導入は300ドルの携帯を落とした女性とその友人、拾ってがめた女性を巡る恐るべきエピソード。もっとも恐るべきかどうかは見方による。みんながNYPD(ニューヨーク市警?)を動かすよ――悪い意味で恐るべきだなぁ……
続いてFlickrでのマーメイドパレードとタグとか、ツナミとか。いかにみんなが情報ソースたりうるか。しかし組織化できるものなのか。本当にツナミなんだ。
そこで、人数が増えるとどれだけ組み合わせが爆発するかの例として、36人集まった部屋に誕生日が同じ任意のペアがいるかという賭にのるべきか、というのが出てきた。
答えは80%以上だからのるべきとなっているが、自分でも考えてみた。
任意のペアは36*35/2だから18*5*7で630。この時点で賭に乗ったほうが良さそうに思える(この数字までは読み進めると出てくる)。
ここからどうすればいいのだろう。
全体から同じじゃない組み合わせを引けばいいのかな。
とすれば、1-(365/365*364/365)**630で良さそうだというところまで考えたけど正しいかなぁ?
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