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ロミオとジュリエットが、こないだえらく良かったロベルタマルケスとのコンビでDVD化されたのでアマゾンで予約した。
というのとは別に、先日買ったプッチーニ三部作のジャンニ・スキッキで、どうにもフィレンツェは田舎者の都を歌う歌手(ヴィットーリオ・グリゴーロ)の顔が熊川哲也にだぶって見える(別にだからイヤということはない)。
プッチーニ 三部作 [DVD] [Import](フアン・ポンス)
このDVD、タワーレコードで投売りしていたので買って、子供と取り合えずジャンニスキッキだけ観た。これが素晴らしい舞台で、シャイーの指揮は軽妙、出演者は全員芸達者で遺言書を読んでエーッ!というところとか、特にジャンニ・スキッキ役のレオ・ヌッチが無茶苦茶うまくて(私の大好きなおとっつぁんの部分でニコニコ笑ってみていると、彼氏はとってもハンサムなの、で顔をしかめて、赤門で指輪を買ってで、手を横に振って、ポンテベッキオから身を投げるで口をあんぐりとか。というか、オペラで表情の演技がこれだけあるというのを知らなかったよ。今度からオペラグラスを使おうかなぁ)、で遺言書を一目見て、打つ手無し! と叫ぶとラウレッタがすかさず大好きなおっとうの唄を歌い……で、笑い転げながら観ることとなった。
やっぱり、オペラは舞台付きで観るに限るなぁ。
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