著作一覧 |
以前、トッパンは神田川、DNPは目黒川にあることから、なるほどある時点まで東京は水運の都だったのだな、と納得したのだった。
鍛冶橋通りをとある事情で車を走らせていたら、川のほとりにキリンビールがあると、カーナビに出て、それは目では確認出来なかったが、アサヒは隅田川にあるし、白鹿とミツカンは日本橋川にあるから、まあ、お江戸の頃からかどうかはともかく、墫に液体を詰めたものを扱う商売も、紙と同じく水運の記憶なのか川のほとりにあるものかもなぁと考える。
キリンビールと言えば、以前は原宿に本社があって、あれは暗渠になってはいるが渋谷川のほとりであった。駅から表参道をくだると、今はなきギャップの前のセントラルアパートの角にサントリーがバドワイザーのバカデカイ看板を出していて、酒屋ってのは下品な商売だな、と思っていたら、用賀の駅にIBMのバカデカイ看板が出ていて、IT業界も下品だなぁとうんざりしたものだ。
サントリーと言えば、もっとも水は水でもお堀だけどな(いかにもにせものらしいエピソードだ)。
で、ヱビスはといえば、川ではなく鉄路だというところがモダンだ。
ジェズイットを見習え |
日本通運の旧本社が秋葉原(鉄路と水運)にあったのもそんな理由だった気がします。
なるへそ。