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アスキーからリファクタリング:Rubyエディションというのが送られてきてちょっとびっくりした。
いつのまに、という感じだ(最近、情報の孤島にいることが多いらしい)。
リファクタリング:Rubyエディション(Jay Fields)
ちなみに、『はじめに』(マーティン・ファウラーが書いている)を読んでいると、
オリジナル版を持っているのにこの本も必要なのか
たぶん、いらないだろう。オリジナル版をよく読んでいる人なら、本書を読んでもあまり新しい知識は得られないはずだ。
とか、書いてある。(持つべき理由としては、JavaではなくRubyなのでJavaを良く知らなければ読みやすい(擬似コードとしてはRubyのほうが読みやすいのは正しいと思う)、Rubyチームを率いている場合(でも、最初の理由と何が違うかおれには良くわからなかった))
ということは、10年たってもリファクタリングについての知見というものは、変わらなかったということか?
でも、その一方で、
私のオリジナル版以降、多くの人々がリファクタリングの考え方を発展させてきている。特にツールは爆発的な勢いで開発されている。
ということは、技法的な点についてはほぼ出尽くし、かつ形式化できたということなのだろう。
はて、本当か? と疑問に思うのであった。
ところで、リファクタリングをし尽くすと、最終的なコードはほぼ関数型で記述したものと同様なコードになるような気がする昨今なのだが、もしそうであれば、手続き型のコードとはまさに(人間から聞き取ったものをそのままシステムに写像した)仕様記述ということではなかろうか。
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