著作一覧 |
おれ、この言い回し好きなんだが、大正は遠くになりにけりだよなぁ。
(大正〜昭和モダン時代には、「脱帽」の意味で「こいつはシャッポだ(あるいは、シャポウだ)」と表現することが広く、浅草界隈では使われた。
と思ってグーグルで検索しても出てこない。
「これにはシャッポだ」だった。
そこで疑問なのだが、もし大正〜昭和モダン時代の文化人たちがヨーロッパよりもアメリカ(イギリス含む)を向いていたら、「こいつはキャップだ」とか「これにはハットだ」とか書いたり言ったりしただろうか? いわねぇよ。本当に英語ってのはばばっちい言葉だよな。
と書いて、「ばばっちい」の「ばば」って、ババ(東京では使わないが大便のことを指す言葉だということは知っている)なのかな。きっとそうだ。ってことは、ばばという言葉を東京では使わないが、ばばっちいという言葉は東京でも使うから(ここ数十年で田舎から来た人たちのことは知らんが)へんなとこで組み込まれたのだな。おもしれぇ。
ジェズイットを見習え |