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ネトレプコがやってくるというので、土曜日に子供とチケットぴあとeplusの2段構えでチケット獲得競争に参加した。
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おれはeplus、子供はぴあだ。
狙いは当然、Dといきたいところだが、さすがに数が少ないだろうからCということで始めた。
だいたい、来日オペラの場合、ほとんどの席がS、そしてAで、これがクソミソ一緒になってほぼすべてだ。
どうせ細部はオペラグラスで観ることになるわけだし、値段は数万円以上違うのに見易さに差はなかったりするので、CとかDとかを普通のオペラ好きは狙うことになる。SとかAは、基本的に寄付のようなもので、10年に一度オペラというすなるものでも観てみようという人用なのだ。したがって、自分で席を買う人はCやDを狙うし、もともと数がないのであっという間に売り切れる。
一瞬、おれが先行してCを2枚確保できそうになったが、子供と確認とかしていたら、コミット後にかすめられていた。楽観ロックはすばらしい。
というまにCはなくなってしまい(というか、Dは最初に受付画面が表示できた時点からなかったわけで)、Bか、子供のぴあかに明日がかかってきた。
しかし、子供の担当のほうをみると、混雑メッセージが表示されていて、一生懸命リロード攻撃をしているが、状況がまったく変わらない。ぴあ、スレッド数が少ねぇな、しょうがないので清水の舞台から墜落してeplusでBを確保して、今後のいろいろな予算がふっとんでしまった。
それにしても、子供がいくらリロードしても変わらないのはおかしいな、と思い、よくみるとアドレスバーには、……/punk.htmlと出ている。あれ、punkってpunctureのことか、とかの指摘より前に、そのURLはどうみてもグローバルな静的リソースをさしているとしか読めない(ぴあは素直なURLなので動的ページはjspになっているし)。そこでリロードしても、すでにリダイレクトされた後だからまったく意味がないんじゃないか。
「おい、ちょっと、前に戻るボタンを押してみろ」
とかやってページを戻して受付ボタンを押して、瞬時にpunk、前に戻ってから受付ボタンを押して瞬時にpunk、前に戻って受付ボタンを押してしばらく考えてチケット選択画面——そこにはさすがにDはなかったが、まだCが残っていて、数万円の衝撃を受けた。ぴあ、やってくれるな。というか、eplusが素直な実装過ぎなのかも。というか、担当を逆にしておけばよかったが後の祭りだ。
Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)(山本 陽平)
というわけで、リダイレクトされた先でしつこくリロードというのは、どういう意味なのか、どうしてかくもURLが、つまりアドレスバーの視認が重要なのか、Webのアーキテクチャを子供にレクチャしようかと思ったが、数万円の衝撃で頭がくらむぼんだったのでまた今度。
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