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ユーロスペースで、ペドロ・コスタの何も変えてはならない。
白黒で最初何が映っているかわからないが、女性だとだんだんわかる。素晴らしい映像。
が、これはだめだ。音楽が耐えられない。
toutが強過ぎる、と練習風景の繰り返し。こういうのは良い。
が、バンドと一緒に歌うときは、ギューワーンーギューワーンーという異様に緩慢なテンポにディストーションがかかったギターで、4流の灰野敬二というか、5流の裸のラリーズというか、これはおれは聴いていられない。というわけで寝る。
時々目覚めると素晴らしく美しい光と影の世界が見え、言葉がある。
ジョニーギター。
しかし、すぐにギューワーンーギューワーンーが始まる。寝る。
気付くと監督挨拶がはじまる。
ここではフランス語なのか。
私のために言うのではない。それはあなたたちのためなのだ。ジャンヌ・バリバールとロドルフ・ビュルジェに注目しなさい。
いや、おれはロドルフ・ビュルジェの音は二度と聴きたくはない。
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