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冬に備えて緩効性の肥料を与えろというような事が説明書に出てたので、肥料を買って与えたのだが、緩効性とういのは妙な言葉だな。
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対語は速効性だと思える。
という事は、速と緩は対概念だ。
でも、速いの反対は一般には遅いじゃなかろうか。拙速の反対は巧遅だ。
でも、早番と遅番ってのがあるから、遅いの対は早いのほうかも。
でも、早婚に対して晩婚ってのがある。ということは、早いの対は実は晩いだ。
でもしかし緩慢の逆は迅速だから、すると、緩の対は迅で、速いの逆は慢いだ。
にもかかわらず、慢いって、何とよむかわからない。
遅かれ早かれというが、似た言葉に早晩ってのもある。兵が尊ぶのは神速で、将が尊ぶのは仏緩だ。でもそんな言葉は無い。
と、いろいろ考えてみても、緩の対は早にはならないものだな。
が、緩急あざなえる縄の如しと、急が急浮上。だが残念、緩浮上なんていう言葉は無い。急行の対はしかし鈍行。鈍重(どんちょうだと思うのだが、iPadの変換器によると、ドンジュウらしい。まさに鈍重、だが大辞林を引いたらドンジュウが日本の言葉) の対は尖軽、しかしこの言葉も存在しない。でも鈍器の対は鋭器。尖器ではない。
ジェズイットを見習え |
鉄道の「急行」に対しては「緩行」っていう語もありますね。
本当だ!(と、調べてびっくり)。各駅停車のやつを緩行っていうんですね(と、さらに鉄道情報は信頼できるja.Wikipediaを読んでそんなに単純でもないことも知る)。どうもありがとうございます。<br>おもしろいですねぇ。