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インターネットワークは冷戦のたまもの、宇宙開発も冷戦のたまもの、というように戦争(の恐怖なのか、への期待なのか)ってのはテクノロジーの急激な進化をもたらす。
でも、今は大きな、世界を2分するような脅威ってのはないようだ。2つの陣営に結束してそれぞれの陣営が英知を振り絞るみたいなことはない。敵ったって、たった一人の北国の帝王とか、砂漠の狐憑きとかだ。
が、フランスの妙な水浄化の人たちや、アメリカの戦艦が次々やって来るのを見てると、もしかすると、今、新しい戦争というか臨戦態勢になって、そこから何かとんでもないブレークスルーが生まれるんじゃないか、っていう気になってくる。
砂漠の狐を狩れ (新潮文庫)(スティーヴン プレスフィールド)
ウクライナのように急激なカタストロフになるのでも、アメリカのようにどうにか落ち着かせて収束になるのでもなく、どうにか落ち着いているかも知れないが全然収束しない状況というのは、まさに冷戦と同じような臨戦態勢なわけだから。
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