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オーチャードホールで、Kバレエ。ジュリエットはロベルタマルケスで、前回と同じ組み合わせ。
指揮者はいつもの福田和雄じゃなくて若手なのだが、冒頭2回目の解決の盛り上げ方とか、続く箇所のテンポの上げ方とか、新鮮で好きだ。
個々の踊りは前回よりメリもハリもついていて(子供が後からプログラムを読んで、前回は怪我からの復帰直後なので抑え気味だったのを今回直したとか言ってる、と教えてくれたので納得)、えらく見応えがある。
カンカンノウはあっさり気味(単に衝撃が薄れただけかも)だったけど、マルケスの可愛いさ=可哀想さとか、脚の上がらせ方とか上手いなぁと感心しまくり。トリオそれぞれも良く動いて回って楽しい。ただちょっと2幕は駆け足っぽかったかも。音楽の再構成については大公のモティーフ(だと思う)をキュピレットのほうに振るのはちょっと解せない気が今はする。にしても演奏がどうしてもバレエのオーケストラになってしまうのがなぁ。
前回も素晴らしかったが今回は輪をかけて素晴らしかった。
あと、カウフマンとかフォーゲルとか、キャンセル続出の中(リッシュのは集団だから慎重になるのはわかるけど)、来日したマルケスに感謝。
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