著作一覧 |
だいたいプロトコルは(UPnPの仕様は入手できたけど、DLNAは無理っぽいので、Wiresharkで眺めて理解した範囲だけど)わかったので、デスクトップのWMPから再生しているものを、ノートで動かしているirbからUPnPライブラリ(改)を利用して、停止、再生、ポーズ、ヴォリュームレベルの取得、設定とかはできるようになった。
というわけで、後は、URIの提供なのだが、WMP12の仕組みを見ていると、次のようになっていて、なんだかなぁ感はぬぐえない。
1)WMPでリモートプレイ用のウィンドウを開く
2)WMP本体から上記のウィンドウへ選択したトラックをドラッグ&ドロップ
3)再生開始
とするわけだが、2)の時点で選択されたプレイリストをスピーカーへ送るのかと思っていたら違った。
次のトラックへ移動する都度、URIをAVTransport#SetAVTransportURIで送り込んで、SetAVTransportURI#Playを呼び出す仕組みだった。したがって、SetAVTransportURI#NextやSetAVTransportURI#Previousは利用しない。
UIの自由度の問題なのかなぁ。
逆にこの方法なら実装は単純な気がする。難しいというか未知の部分は、SetAVTransportURIで送り込むメタデータの部分で、コンテンツからメタデータを取り出す方法は調べなければどうにもしょうがない。
で、ONKYOの実装は、WiresharkでUAを見る限り、コンテンツ(MediaStream)の取得には単にVLCプレイヤーを利用しているだけのようだ。
ONKYO DLNA対応ワイヤレススピーカーシステム 15W+15W GX-W70HV(B) /ブラック(-)
(耳が慣れたのか、今はとてもご機嫌な音でニールヤングを再生している)
そこで、ちょっと考えてみた。
自作PCの時代は終わったけど、自作XXが世の中から消えるこたないだろう。
そこで、次の製品に目を向けてみる。
JVCケンウッド ビクター スピーカーキット SX-WD1KT(-)
ちょっといい感じだ。音もよさそうじゃん。
わざわざ、自分で組み立てるわけだし、音楽の再生にそれなりのお金をかける人が購入するのだ。
ここに、市価3000円くらいのミニPCからノイズ源を可能な限り排除した(と称するだけだとさすがにばれるのでまじめにやる必要はあるだろうが)やつと、組み込み用にぎりぎり小さくしたLinux、VLCプレイヤー、WiFiチップセットとドライバーでキットを作ったらどうかなぁ。
同じように、自作テレビセットなんてのもそれなりに売れそうな気がする。
老人の暇つぶしに最適な感じだ。LinuxのカーネルやWiFiドライバーをいじれるようにしておけば、レイテンシを極限まで小さくする改良が行われたりとか、VLCプレイヤー用の新たな(どえらくスループットが良い)エンコーダーが作られたりとか。
ジェズイットを見習え |