著作一覧 |
子供にかちかち山の太宰治の碑のところで、「遊びに来ましたよ、うふふふ」がいかに名セリフであるかについて講釈たれてたら、そういう決まり文句といえば、「たま虫ですよ」ですよ、と言い出した。
なんだそれ?
すると、学生輪切りの共通の話題というものを教えてくれた。
受験のために、センター試験の昨年度のはやる。そして本年度のもやる。そのため、ある1つの年齢の全国のセンター試験を受けた人間には、それが共通の話題となる。
たとえば、2012年度では、
・数ⅠAの陰鬱
・おっさん声の4つの仮装
・たま虫ですよ
が、トピックだと言い出した(ちょっと忘れたが、もっとキャッチーな言い方だったような)。
いいから、たま虫ですよってなんだ?
まあ、待て、話には順番がある。
通常、数ⅠAは楽勝なのだが、昨年度は何やら様子が異なり、終わった後、誰もがしんとして声も立てなかった。(そのかわり数ⅡBが異様に簡単だった)
次に英語のヒアリングだ。どういうハロウィンの仮装をしたかを聞き取るのだが、格好の幼稚さに対して声がおっさん(中年男性)というあり得なさ。
で、たま虫ですよ、なのだが、あるところに男がいて、この男、ここぞという時に、必ずたま虫を見る。そのため、たま虫の存在に、何か運命的なものを感じている。さて、恋人との別れのときだった。彼女が男の服に虫がついているのを見つけ払いのけた。が、それは、たま虫だった。な、何をするんだ、と、男は仰天して悲痛に絶叫する。「たま虫ですよ」
という話を聞かせてくれた。それは……たま虫ですよ。
ちなみに2013年度はスピンスピンだそうだ。
で作者の名前が思い出せないなぁとか言っていたが、そのあと、太宰治→富嶽八景→天下茶屋→井伏鱒二とつながっていくのであった。
ジェズイットを見習え |
Pat様みたいなものですかね http://dic.nicovideo.jp/a/pat<br>こういうネタというのはネットが流行ってないと生き残らないものですね。
まさに、そのての伝承ですね。スピンスピンや変態仮面も出ているし。というか、数学のPat様を僕が覚え違えて上で引用しているようです。ネットは検索可能な場所にこのての小ネタを記録できるので面白いですね。