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10月1日は初台。
冒頭のオーケストラが輝かしい。読売。
グンターとグートルーネ(白い男装)がソファの上で怪しく戯れている。ジークムントとジークリンデごっこをしているのか、それとも別の何かなのか。
ちょっと佐藤史生と徳川メイのSFにこんなのがあったなと思い出す。宇宙の果ての禁じられた生物に恋した青年が秘密裏に持ち帰って、最終的に自分自身とする恋愛SFだった。
この演出のグートルーネは妙に目立つ。3幕のブリュンヒルデがラインへ向かうところを目撃したところの歌が実に印象的だ。歌手も良いのだった。
歌手といえば、フンディングに続いての出演となるハーゲンがまた良い。
もちろんヴァルトラウテのヴァルトラウテも良い。
葬送行進曲が遅い。遅すぎると思ったら、ドンドンのパートが終わったあたりからどんどん速度が増していって抜群。飯守いいなぁ。
皇太子が2階最前列に観に来ていたので、こんな機会はめったにないのでご尊顔でもと思ったが、2階の真下の席なので結局拝めずじまいだったのが残念だった。
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