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Uber使わないと移動が不便過ぎると、Uberのアプリをダウンロードして、支払い設定をする。
最初にKYASHのカード番号を入れたが、使えないと弾かれた。エラーがすぐ消えて理由がまったくわからないのが厄介だな。でもきっとデビットではだめなんだろうと納得することにした。
では、PayPalだと、PayPalの登録したが、PayPalに登録を拒絶された。
それを見ていた同僚が、いきなり外国から支払い許可が来ると弾くみたいで、おれはまず普通にログインしてパスワード変更をして、PayPalにロケーションを納得させてから設定したら通った、と教えてくれた。が、面倒くせぇな。
で、Uberからもう一度設定してみたら、承認されるじゃん。ラッキー。
が、この後、配車を依頼するところで常にエラーが表示されて先へ進めない状態に陥った。メッセージからは支払い系ではない。
helpを見ろと書いてあるので、ブラウザーでhelpを見て問い合わせをしたら、すぐさま、エラー画面のキャプチャーを送れと返事が来た。
(が、それから丸1日、エラー画面をキャプチャーできなくなるのは、もし正常に配車依頼できてしまったら面倒そうだから、実際に配車を依頼する状況になるのを待つことになったからだが)キャプチャーを送ったら、そのまま何の連絡も来なくなった。
で、キャプチャー待ち1日の間に市街ガイドとかとにらめっこして、ホテルの目の前の地下への階段がBARTとMUNIの2種類の地下鉄への入り口だとわかった。なんだ、交通の利便性がむちゃくちゃ高いではないか。
というわけでBARTを使いまくることになった。MUNIは1回しか使わなかったな。
BARTでおもしろいのは、20ドルまたは10ドルの両替機で、どちらかを入れると5ドル札に両替できる。
これが日本のマシン(ローレルとかグローリーのやつ)とは発想が全然違う。
日本のマシンは、札を入れると、ピシッと札束が出てくる。
BARTのやつは札を入れると、ジュースの販売機のようなアクリル板の向こう側の空間に、上から1枚ずつヒラヒラ5ドル札が舞い降りて来て、出終わるとアクリル板がおもむろに開く。
こいつはジャムとかなさそうで、その点は日本のやつよりも優れているな(耐障害性は圧倒的にこちらが上)と思うと同時に、ヒラヒラする空間が無駄極まりないな(空間効率は圧倒的に日本のやつが上)とも思う。いずれにしても、こんな両替機は見たことないや。
で、切符がまた発想が違っておもしろい。使い捨てではなく、基本はチャージ式のぺなんぺなんの磁気テープを貼った紙カードになっていて、残額がある限り何度でもチャージできる(上限が設定されているが幾らかは忘れた)。
ところがちょっきりだと(シビックセンターからモンゴメリーが2.5ドルなので5ドル分チャージしたらちょっきりになる)カードは吸い込まれて戻って来ない。
どういう理由なんだろう?
しかも、搬送路が異様に短いように見える(日本の磁気切符を入れた場合、手元に入れて改札の向こうに出てくるような記憶があるんだけど間違っているかも)。入れた瞬間に手元に出て来て、それからゲートが開く。なんか日本の改札とタイミングが異なり過ぎて切符を取らずにゲートにぶつかりそうになった。
似たようなシステムでも違うんだな。
で、BARTの券売機兼チャージ機は、ちゃんとお釣りが出るのだが(20年前の記憶だと、香港だろうがアメリカだろうがイタリアだろうが、お釣りが出る券売機なんて気の利いたものは日本でしか見られなかったと思う)、これが両替機ともまた異なって、他では全く見かけない1ドルコインをチャリチャリ出しまくる。
まあコインのほうがジャムらないし、搬送路に立って立ち往生するような障害は水平搬送路以外ではほとんどない(グローリーは稀にこれが発生して往生する)から、良いわけだが、まさか自動販売機のお釣りようにわざわざ1ドルコインを作ったってことはないよな?
最初に、シビックセンターから乗ったら、後ろからバイクーバイクーと言いながら自転車をかついだ兄ちゃんが乗り込んできて、なんじゃこりゃとびっくりしてどいたら、ほいほいとドアの脇の空間に立って寄っかかっている人たちを追い払って、バイクをおもむろに係留しはじめた。
車椅子係留スペースじゃないのか? と思って眺めていると、確かにBYKEとでっかく壁に書いてあってついでに自転車のでっかな絵もついている。
ほえー、自転車乗り込み前提なのか。ここは日本じゃねぇな。
では車いすはどうなのよ? ときょろきょろすると、大体バイクか車いすの係留スペースが交互にドアの脇にある。
その後、10回くらいBARTに乗ったけど、自転車かついだ人はこの時しか見なかったので、良いものを見られてラッキーだった。
シビックセンターのBARTのエスカレーターはMUNIのフロアーを突っ切って2階分の移動になる。つまり長い。
長いエスカレーターを歩くのはうんざりなので立ち止まっていたら、なんかいちち邪魔扱いされる。で、気づいたが、ここでは立ち止まるのは右側、歩くのは左側なのだな。東京感覚で左側で立ち止まっていたのが問題だった。
その後、パウェルだろうが空港だろうがモンゴメリーだろうが、どの駅でも、エスカレータは歩くのは左、立ち止まるのは右というのを確認した。
ここの人たちが東京オリンピックで日本に来ると、歩くと立ち止まるが逆側できっと混乱するだろうなぁと思った。
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