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思い当る変化としてはPaMuを使うようになったくらいしかないのだけど、どうも最近耳が痒い。で、気づくと特に右耳から何かじゅくじゅく液体が出て来ている。これは話に聞く耳垂れというやつではないか? というわけで耳鼻科に行った。
結局、外耳炎+ちょっぴり中耳炎になっていると診断されて、医者からタリビッド耳科用液という薬を処方された(とは別に痒み止めの副腎皮質ホルモンと抗生物質を含む軟膏も処方されたがそれはおいておいて)。
で、これが目には絶対注さないこととでっかく注意書きがある点眼液みたいな薬で、5滴耳の穴に注いでから10分注いだほうを上に向けて待つという、両耳でなんと20分も処置にかかるとんでもない薬なのだった。
で、だいたい3〜4滴までは良いのだが、続く数滴で、濁流のような音(というか、スポッシュルシュルみたいな、風呂の栓を抜いたような感じ)がして耳の中に流れ込んでいく。
で、想像するしかないわけだが、最初のうちは表面張力で耳の穴の上のほうに溜まるが、それを超えると重さで中心から穴の中に流れ込んでいくのだろう。このときの耳の中に液体が流れ込む感が実に興味深い。
最初は、実に気分悪かった(痛くはないが気持ち的には痛みに近い気分の悪さだ)が、慣れるとその流れ込む感じが実におもしろくて、耳の水掃除をしてみたくなるほどだ(やらんけど)。
ただ、何しろ片耳あたり10分の耳の穴を上向きにして(ということは、横臥することになる)いるのが退屈極まりなく、しかも向きが向きなのでスマホで何か読むにしても読みにくいのが厄介なのだった。
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