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ネズミが集まって相談したのは、猫の首に鈴をつけるといいんじゃないか? ってことだ。誰が首に付けるかってとこで会議は紛糾して(って言うか、無言状態になって)終わるわけだが。
この場合、鈴の情報量に何ビット必要だろうか? 極端に言えば、鳴ってるかどうか、HighかLowかで1ビットあれば十分なのだ、ネズミ達にとっては。
なかなか嫌味な趣味の持ち主だと思わないでもないが、江戸時代の豪商は、商人だから着物は木綿と義務付けられてたもんで、しょうがないから裏地を絹にしたり褌を絹にしたり、いろいろ見えないところに気を使ったそうだ。
何を着ているかというのはプライバシーに属することだ。世の中にはいろんな趣味の人がいるし、そういうほうが面白いだろう。
誰であるかは特定できなくても、何を持っているか/着ているか/考えているか(は無理だな)っていうようなことが特定されるだけで、なかなか愉快な社会になるだろう。しかも、明らかなデジタルデバイドがあり得るし。
しかし、IDの暗号化というのはどういう方法を考えているんだろうか?
何しろ、個人情報を特定できないたったの96〜128ビットだそうだから、単純に考えるとAES-128とか。秘密キーだとしたら読み取り装置をどう作るんだろう。
当然、運輸業、倉庫業、流通業といったところで稼動するリーダが、そのIDを判別できなければ意味がないわけだ。
こんなユースケースを聞いたことがある。靴屋の倉庫というのはとても広くて同じような箱が並んでいてそりゃ、面倒な場所らしい。そこで店頭で在庫を聞かれた商品に該当するIDを突っ込んで倉庫に行ってボタンを押すと、「ここだよ」と答える。
それが可能だとしたら、単なる個体IDだけではなく、たとえばMACアドレスが製造者コードと製造コードの2種類から成り立つように、製造者コード、品種を示すコード、特定商品(群)を示すコード、その商品群内での個体コードといった複数種類のIDから成立するのだろう。そうなっていれば、店頭にある靴をまずリーダにかけてIDを読み取り、倉庫に行ってその仲間を探す(マルチキャストのプロトコルがあれば良い。商品群内個体コードの部分のすべてのビットを立てるとか)ことが可能だ。
と思ったけど、思い立った時に見ないと忘れちゃうから、今、見よう。
こんなんだ。大体予想どおりで、企業を示す28ビットのEPC Managerコードに続けてObject Classっていう24ビットのコードがある。
仕様書をダウンロードしようとしたら、ログインを求められる。しょうがないので登録しようとしたら、JavaScriptだよ。面倒だな。
...
Eメールアドレスが違うとか言われた。面倒なことになりそうな予感……。
どうでも良いが、ITProには、妙に「ごま粒」という呼称にこだわる栗坊がいるな。正確な名称ではなく、明らかに誤解を誘う名前をつけて誘導しようとしているんだろうか。
ICという言葉は、誰にでも電子的な操作が可能なうさんくささが付きまとうから、それを「取るに足りない」の代名詞のゴマと言い換えることで無害なイメージを植え付けようとしているんだろう。
だったら、「ケシ」と呼ぶべきだ。ケシ粒のほうが、あんぱんまん(正義の味方、子供の味方)、芥子の花(血よりも赤い)、阿片といった複数のベクトルがあるぶんだけ、おもしろい。
だから、VAIOノートだって主張してるだろうが、ごるぁ。
購買時に捨てる公開用タグと、Webバグみたく気付かない人用の秘密タグの2つをあらかじめ仕込んでおくとか。
Radio Frequencyタグと呼ぶのと、RFタグと呼ぶのと、ICタグと呼ぶのと、ゴマ粒チップと呼ぶのでは、全然受け取るイメージが異なる。
日本ではラジオは単なる受信機だが、英語じゃ、発信側を意味するんじゃなかったっけな?
その含意をあらわすと日本語としては、発信タグとか、無線発信チップとか、無線発信タグとかと呼ぶべきだろう。消費者に正確な概念を伝えるためには。あるいは、無線識別子発信装置とか。
正確に意味を伝えると、あらぬ妄想をするだろうから、口当たりの良い言葉に言い換えて本質を隠蔽する。本来の意味を隠蔽する言葉を利用している場合、基本的には後ろ暗いところがあると推測するのが筋だろう。
自動車にRFIDがついていたら、リコール対象車の判定ができそうだな。どこに何があるかを教えてくれるというのは、目が不自由だったりすると便利かな? でもそのためのインフラがまず必要そうだな。
子供とポケモン。これで、ルギア、セレビィ、ラティアスとラティオスと4本見た勘定になる。はっきり言って、どれもこれも子供を舐めきってるとしか思えないが前回からのロケット団と関係無いシリーズになってからはまあそれなり。とは言え、相も変わらずボスキャラが出てくると自然が壊れるところは、どうにかならないのかな。それはそれとして、いつも比較的楽しめる併映のミュージカルは今回はあまり好きじゃない。って言うか、ルギアの時のが特別におもしろかったのかも。
しかし、いきなり入力可能なエネルギー量を考えもせずに偉そうなことを言って失敗すれば、そりゃだめだろう。
手品師つながりで思い出したが、昨年のTechEDの1番の収穫は、生でナポレオンズが見れたこと。特に、回転する首は最高。やはり今年は予算が削減されてるよな。
にゃすさんが1.8対応を終えられたので、こちらも作業開始。でも何を同梱するか、まだ決めかねてる。
Swin、VRuby、UConvは必須として、RDtoolはどうしようかな? もともとWin32で素直に動かなかったという経緯があったわけだが。
RubyWinも微妙な感じだし。RDEは別に同梱しなくても済むけどMSI管理パッケージという意味では入れさせていただいたほうが良いのかな。リファレンスは非日本語環境の人に不利過ぎるのでRefeにしようかとか。自分のことだけ考えるとMeadowとrindexを同梱するとか。
ASRがうさんのとこの正規版と違うのは、自分のためだというのを別にすると、1.MSのインストールシステムを利用、2.ASRのレジストリへの登録というかASR自体がRuby抜きでは意味がない、の2点なわけだから、1.の部分での利便性というのは十分に活用したいわけなので、入れられるものは入れてしまいたい。しかし、そろそろオレ様GDとTkは捨てたいんですが。
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