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素直にこれの存在に気付いていなかった。
分野が分野だけに文書が示す意味を厳密に一意あるいは識別可能にしなきゃならんわけだしな。
で、(D)だけとりあえず拾い読みすると
electronic signature
(D) ISDs SHOULD NOT use this term because there is no current
consensus on its definition. (Instead, see: digital signature.)
なんてのが出ていて、そうか電子署名じゃなくてデジタル署名と(日本語なら)書くべきなのかぁ、とか今頃になって知ったり。
ハッシュ値とかハッシュコードとかがダメな理由はわかりやすいな。
malware(これはわかる)とかpagejacking(という言い方があるのは知らなかった)が(D)な理由は辞書を見ても出ていないし外人にはわからんだろうだから、インターネット標準文書を書くときにはそういう点にも注意すべきなのか。っていうかそりゃそうだな。辞書に出てない言葉が出てると困るし。
spamについてはここにも定義されてるのか。ってことはSPAMとか書いてあったら「RFC嫁ニヤニヤ」とか言い切れるわけだ(しかも必要な情報がすべて出ているという稀有な例になるし)。っていうか(C)は蛇足じゃないだろか(Sまで書いていて疲れたのか、書いてるやつがこの文書を書くだけあってハッカーだってことか)。
おお、verifyとvalidateの使い分け情報は目からウロコ。ここの日本語はまずっているが(機械翻訳っぽい)。原子性の検証がverifyで、関連情報を含む検証がvalidateなのか。
Webアプリケーションだと、文字の構成チェックとか長さチェックとかした後、その入力(たとえば社員コードとしよう)が存在するかをまず検証したりする(たとえば社員テーブルと突き合わせる)。これはverify。で、その社員コードについて(たとえば休暇申請として)すでに取得済み休暇時数(たとえば休暇取得テーブルとかがあるとして)と申請した時数や、休日テーブル(たとえば休暇取得予定日が祝日ならそもそもおかしいとか)の整合性の検証がvalidateということかな。
ちなみにスラドのlynxのやつ読んでたら出てた。情報量と皮肉の両方の按配が良いナイスなフォローだな。
しかし、lynx便利なんだけどな。FirefoxとかIEがEmacs(VS.NETとかでもいいや)なら、lynxはvi(とかwviとか)という感じ。
企業とかだとイントラネットでのIE縛りとか十分にありそうだな。それに対応させると、開発規定とかでEclipなんちゃら使えとかで縛るようなもんかな。lynxは就業規則違反で、Meadowは開発規約違反とか。
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