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どうも聞こえが悪いので耳鼻科へ行ったら聞こえると思った方が悪くて、聞こえにくいと思ったほうが良かったり。
もっとも耳は聞きたくないものをフィルタリングできるから、物理的な原因じゃないのかもとか考えてみたり。
どうして、昭和57年あたりからぞろぞろか、特に理由は書いていないので想像してみる。
しかし、想像してみなくてもなんとなくわかる。高速道路を建設した田中角栄みたいなやつがいたからだ。その方法論を確立して、自分+仲間で共有して実践して効果を確認してみた人間が。だから、その人間は高速道路の話をすっ、と話してみせることができるんだろう。高速道路は造ったから後のことは自分で考えろ、と言うことであるな。
方法論を確立するためには、実証が不可欠だし、特異点であっては意味がないから、普及させて観察する必要もあるはずだ。と考えると勝負の世界の住人でありながら、同時に方法論の普及者でもある必要がある。見方によっては敵に塩を送る行為でもあるわけだが、全体最適化と考えることもできるし、かつ自分がさらに上を行けるという確信があったのだろう。
なんというか、実にオプソな感じがしてならないのは、そっちの方向から推測しているからなんだろうが、でも、当たらずといえども遠からずだろうな、という確信は根拠なく持てる。
ちなみに、高校にまじめに通うというスタイルを確立させたりもしたらしい(それまでは、そういうスタイルの棋士の卵っていうのはあまりいなかったようだ)。
別の面から考えてみると、バブルの頃でみんなお金持ちな気分になっているから、勝負へのこだわりよりも方法論の実証とかのほうがおもしろかったとかもあるかも。
というか、単純に人柄が良かったとかだったり。
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