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もし、NetBeans IDEが"can't find java.exe"と言い出したら、インストールルート\netbeans-4.1dev\etcのnetbeans.confをチェックする。
僕がはまったパターン。
1.J2SE1.5_04をインストール
2.NetBeans IDE(4.1)をインストール
3.J2SE1.5_04をアンインストール
4.J2SE1.5_05をインストール
5.can't find java.exe
etc\netbeqans.confのnetbeans_jdkhomeを修正して解決。
#JAVA_HOMEは無視している。
今見たら売上5位の中将にはびっくり。といっても買ったのではなく、編集の方から頂きました。ありがとうございます。
それはそれとして、大体、読んだけど、おもしろい。
そりゃおもしろいに決まっていて、僕はP2Pネットワークが好きだ。
Rubyを256+倍使うための本 紅玉制覇編(Rubyを256倍使う会)
という本では、Gnutellaの解説を書いていたりするくらいだし。
で、Gnutellaは金子さんによれば第2世代P2Pということになるようだ。
第1世代がノード情報を中央サーバが管理するNapster。
第2世代がノードの発見と検索もP2Pで行うGnutella。
第3世代がファイルキャッシュを持つWinny。キャッシュは転送効率を上げるだけではなく、情報の遍在性を高める役割も持つ。遍在する情報はオリジンが無い状態に近づけるということ。
第3世代の興味深い点は、情報(検索)だけではなくデータそのものを積極的に遍在させる点だということが良くわかった。
そのあたりからいろいろ考えてみる。
デジタル情報の特徴はコピー劣化が無いということなのだけど、P2Pネットワークではコピー劣化を前提としても問題ない情報を蓄積するのに向いていると思うのだが(そもそもコピーする必要があるんだろうか?)、ではそのような情報というのは一体なんなのだろうか?
会話というのは、聞いたそばから耳が取りこぼし、記憶が捨てていくせいで、実際に相手が話した内容の20%程度に落ちてしまうというようなことを何かで見たような気がする。さて、7時のニュースの前に座って、終ってどれだけ記憶しているか?
100聞いたから20残るのか(であれば、50聞いたら10しか残らない)、それとも情報取得の1回あたりのキャパシティが20なので100のうち20なのか(であれば、50聞いても20残る)、それはわからないけれど、どちらにしても取りこぼしがあるのであれば、そういった情報を蓄積するのに向いているのだ。
実際には、気分の問題で最初は100を先ずは手にしたいというのはありそうだけど、そこの情報との向き合い方を変えていくことが可能なら、すぐにでも(不完全なのだが)完全な情報図書館が生まれるはずだ。
そうすれば、すべての情報は全体としてはあるし、部分欠損は問題とならない、そういう情報ネットワークを持つことができる。巨大で安全性は高いが情報の完全性はそれほど高くないストレージだ。
そのあたりからBBSというのは良い方向に見える。
それと、完全性は高くないが、巨大な情報の塊というのは、別のストレージを想起できる。つまり、Googleだ。
お互いに会話しあう蜘蛛を各自が飼っているネットワークはもっと巨大でもっと蓄積量が多そうに思える。
そういうことはおいておくと、この本で何が美しいってシミュレーション結果の出力が素敵だ。
#追記:プロトコルのメモが出ているのだが、転送系と検索系(制御系)で同じというのが僕には目新しいかも。あと、ネットワークをどう大きくするか、維持するかとかの問題についての考察とか、読みどころも多い。って言うか、Googleを別にすれば歴史上でも稀に見る巨大なネットワークを実験場にしていた(かつ、それを意識している)人が書いているわけで、それだけでも興味深いのだ。
ここ数年、Perl、PHP、Python、またはRubyなどの動的言語を採用することが流行しています。私がRubyと短かくも楽しいひと時を持ったことは認めましょう。しかし、Schemeと呼ばれているLisp方言に、私は真実の恋を見つけたと信じているのです。
id:brazilさんの翻訳。素晴らしい。感謝。そうか、あのオッサンはXML Scheme Love(XSL)だし、そこに行くのか。参考リンク集も役に立つね。
DonさんにMSDNのドキュメントの翻訳の許可をこわごわお願いすると、「Go for it!」の勢いでOKが出た :-)。
しかし、実はこれは単なるブラフかも知れないな、とも思う。TechEDなんかで手馴れた調子でEmacsを使ってデモをしていることを考えるとelispは適当には使えるに違いないしまるで初めてSchemeの存在を知ったかのように書いているけどサスマンの本を眺めたことすら無いとは信じ難いし、Scheme Loveとかなぜ今、言い出すのか裏を見たくなるじゃないか。
マイクロソフトがMicrosoft召.NET Frameworkの将来のバージョンで複数の式言語(最も顕著なものはSQL)を統合する方向の基礎になっています。
の部分かな?
ORPCのOを捨てて単なるメッセージングへ進んだように、Oを言語分野でも切り捨てていくというメッセージなのかな。
#DSLと関数型って親和性が高いかどうかとか。コードからコンテキストを剥ぎ取ることで、解決する問題にどんなものがあるかとか、考えることはいろいろあるのだ。
いずれにしろ、ドンボックスが何か言っているのだ。それがMSの方向性とまったく無関係ということはあり得ない。というわけで、MSヲチャーはいろいろなメッセージを読み取ろうではないか。
ジェズイットを見習え |
s/偏在性/遍在性/
確かに。寧ろ偏在させないようにするには、って話だから逆ですね。打ち消し線無しで修正しました。
トラックバックありがとうございます!こんにちは。Donさんの発言、色々考えちゃいますよね。Rubyはバランスがとれていて美しいと思いますし、C#が近いのはRubyだと思います。そこから離れる発言をせざる得なかったのは、それだけRubyの盛り上がりがヤバそうだからじゃないかなぁとちょっと思ったりします。Microsoftの温室で育った人がこれを見て『Rubyより素晴らしいShemeの機能がC#に入るのか、ならずっとC#でいいや!』のロジックをでっちあげる線じゃないかなぁ。なんて、これからも宜しくお願いいたします〜。