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日々の破片

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2005-11-18

_ NetBeansここが素敵

なんか無闇にサイトが重いが、人気爆発かそれともDoSでも受けてるんだろうか?

それはともかく、リコマンデッドな環境だが、Solarisで500MHz Ultra60+512MBとかのBlade100あたりで、Windows/LinuxならPIII 800MHz+512MBくらいなのに、なぜかMacだとG5+1GBと倍のスペックになるんですが。

というわけで僕もiMac G5が欲しいんだけど、なんでみんなiMac G5と急に書いているんだろう? ご成婚祝いで国民の1%に配るとか発表があったとかかな。

_ 100ドルPCを400ドルにしたら

2006年の後半には100ドルPCが動き出すらしい

先進国に生まれて教育を受けることができたってことは、すごくラッキーだったわけだから、自分がすごく損をしない限りはそれほどほっときたいとは思わない。

世界を不幸にしたグローバリズムの正体(ジョセフ・E. スティグリッツ)

スティグリッツも書いていたが、さらに遡ると収奪理論のころから、結局は教育だってことは薄々は誰でも感づいてはいる。その教育によって平坦化されるのがさらに長い目で見て幸福かどうかはわからないけど、その教育が有効になる10〜20年といった短期的にはそれ以上の不幸にはならないようには思える。なんと言ってもその国の一番のインフラは教育を受けた人間だ。

きちんと国連のような機関が動き、対象となる国がその普及と利用を保証するならば、僕は100ドルPCが400ドルPCという値付けで売られても買うだろう。さすがにあのスペックで1000ドルだったら(すごく損に傾くので)いやだけど。

もしその値段で10000人の日本人が購入すると少なくても200ドル程度のオフセット+10000台分の量産効果が生まれるのではなかろうか。300ドルPCだったらどうだろうか。それでもオフセットとさらにその分の量産効果があるかも知れない。先進国の人間が1台買うと、本来与えたい人に2台以上が届く勘定となる。

ブラックボード-背負う人- [DVD](サイード・モハマディ)

あれがリーダとして利用できるというのは大きい。本は重く輸送も大変だ。大体、湿度が高い日本でもそれなりに保存が大変なのだから、地域によってはさらに紙というメディアを長持ちさせるのは難しいようにも思う。だが、学校は紙によって成立しているメディアだから(その一方で教える側には黒板と白墨があれば良いというのはうまいアイディアだと思う。考えた人は偉大だ)その紙がうまく扱えないような地域であれば、ますます効果があるだろう。

紙がない、筆記用具がない、教科書がない、といった問題を技術的に解決可能なのように思えるのだ。無線ネットワークのインフラをどう解決するのかは僕にはちょっとわからないけど。教育用衛星というのはおもしろそうだが。

だから、先進国では先進国料金で売れば良いなと思う。すくなくても白い包帯を腕にまくよりも、緑と黄色のマシンを持ち歩いてそのへんでなんか打ったり読んだりしてるほうがオサレとしたほうが、値段は100倍かかるけど、世界に対する貢献度は計り知れないほどでっかい(何しろそれで教育ができるようになるんだから)、と僕は思う。

#よく考えたら120ドルっていうのは原価で流通コストなんかを上乗せしていない価格みたいだな。すると、先進国価格は1000ドル(含む寄付の2台分)とかにしないとそもそも成り立たないような気がしてきた。

本日のツッコミ(全7件) [ツッコミを入れる]
_ きしだ (2005-11-18 05:34)

みんなBeta2をDLしてるのです(`・ω・´)

_ tpircs (2005-11-18 08:56)

はてなでキャンペーン中です('-'*) > iMac G5。

_ arton (2005-11-18 09:49)

なるへそ(急に思い出した死語)

_ 小西 (2005-11-18 19:11)

欧米では昔は生徒も石版にチョークでしたから、黒板はそのつながりです。もっとも重い石の代わりに墨を塗った板にしたのは視認性の向上もあり賢いと思います。

_ arton (2005-11-18 19:39)

なるほど>石板にチョーク→黒板<br>硯を持ち歩くみたいなものかな(重そうだなと思ったわけだけど)

_ ただただし (2005-11-18 23:31)

赤毛のアンがギルバートの頭でかち割ったのが、生徒用の黒板ですな。

_ よしき (2005-11-19 02:14)

余り関係ない話ですが、上の写真で使われている画面にはhttp://ia300143.us.archive.org/3/items/iknowastory00odonarch/iknowastory00odonarch_200KB_jp2.pdfの"I Know a Story"という本のページが使われています。コフィ・アナンが子供のころ読んだ本だそうです。


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