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なんか、まるで、VB6とVB.NETの関係みたいだなぁ、とか思ったり。
そうそうVB6が復活したそうで(というか、ExcelでこないだVBAごりごり書いたのだが、VS 2005のヘルプじゃ役に立たなくなってるのな。StrDupとか書いてエラーになって、しばらく悩んだ末、Stringと書くとか)祝着至極ですね、と誰と無く。
それは、余地があるからだ。なんのかっていうと工夫とか。良い工夫悪い工夫とあるが、工夫する側からみれば別にどっちでも良い。工夫してる限りは楽しい。
あるソフトウェアのデザインで非常に頭を悩めたのだが、あからさまなオーバーヘッドが見えるにもかかわらず、そのデザインのほうが幸福そうで、そこに耐え難いアンビバレンツがあったからだ。
どのくらいのオーバーヘッドか、と言うと、多分、最初にタイムシェアリングを考えた人が直面したくらいのオーバーヘッドだ。大げさだけど。
想像してみると、こんなやり取りとか葛藤があったんじゃないかな。
……っていうか、IO待ちの間ってCPUがWAITしててばかみたいだなぁ。どうにかならんかな? そうだ。複数のタスクを交互に切り替えるようにしたらどうだろうか? 片方がWAITしてる間にもう一方がCPUを使えるかも知れない。ちょっと、みんなに訊いてみよう。
ばかですか? 2つもタスクをロードしたらメモリーが倍必要になるんじゃないの? それだけのコストをかけて得られることといったら、たかだかIO待ちの間の計算時間だけとは。
ばかですか? 2つのタスクを切り替えるということは、それだけ余分にCPUを使うということでしょ? タスクごとに独立したコンテキストを保存して、片方のを復元して、動かして、また保存して、最初のを復元して……その分、確実に遅くなるじゃん。
ばかですか? ……(と延々と続く)
なんでコピー&ペーストできないんだ?
しょうがないので、わざわざマウスで選択して、ツールボックスへドラッグアンドドロップして、それを貼り付けたい場所へさらにドラッグアンドドロップして、それからコンテキストメニューから削除。
コピー&ペーストができないエディターってのは、インテリセンスがどれだけできが良くても、メモ帳未満だ。
# Officeといい、MSの作るプログラムはクリッポボードに妙な細工をして、かえって使い勝手を最悪にしているように感じる。
出たなじじい。
というわけで、ふと気づくと会社に486を乗っけたドイツあたりで作ったらしいパソコンが置いてあった。Windows 3.0というのが乗っている。
おや、AX(Windows 2.0というのが乗っていた)とは違うようだ。というか英語版のOSだし。AmigaのIntuitionに比べればどうせくずだろうとは思ったものの、あれば触るのはあたりまえだ。
とりあえず、いじっているとソリテアという勝手知ったる(サキの短編と同じように家の祖母が毎晩やっていた)ゲームが入っているのでひとしきりいじると、ちゃんとカードの絵がドラッグに連れて動くし、勝つとシャッフルされながら飛び跳ねる。おや、ちゃんとしたWindowシステムだぞ。これは来るな。まず勤め先の会社でさえ、それ用のハードを作っているというか、AT互換機だし。まともなWindowシステムでテキスト処理もコンソールもちゃんとある(かって、コンソールを持たないWindowシステムのOSがあった。ちなみにAmigaにはCLIというそのままずばりなコンソールがあったけど)。
というあたりから、486DX2(内部66外部33、覚えてるもんだ)のパソコンが社内販売されたとき、飛びついた。日本語Windows 3.0A(だと思う)を載せた。地はMSのDOS/V 6.2(だと思う)。
で、サウンドブラスター16を買うのが筋なのだが、なぜかPAS(Pro Audio Spectrum。やっちいSCSIコントローラ付きなのがお得感)16のCDドライブ付きのを買って、Turbo Cを買って(コンピュータを手に入れたらコンパイラを買うのは当然。すでにTurbo C++になってたかな? OWL 1.0とか)、とかやっているうちにAmigaに火が入らなくなっていく。というのは、Windows APIと、OWL 1.0(つまるところはC++)が使いやすかったからだろうな。
で、時期はいろいろだが7th Guest(ゲームは最低だったが、とりあえずはびっくりした)とか、ひげの探偵がゾンビでいっぱいの館をうろつくやつとか(ゲームとしてもそこそこのできだったような)。ダンジョンマスターの3(1と2はAmigaでやったのだが、3って相当できが悪かったように思う。溶鉱炉の石を投げる一つ目小僧とか、林檎園の巨人とか、オリジナルとセンスも違うし。むしろWizardryのBane以降に近いノリなような)もやったな。ウィングコマンダーは買ったし、少しいじったけど、結局、あまりやらなかったように思う。
で、Amigaと繋げるために、3COMのボードとアライドテレシスのTCPプロトコルスタックを買ったり(思い出したけど、どこにも売ってなくて大阪まで出かけて上新のビジネスコーナーで買った)。まだ、10Base2の頃だ。というわけでT型コネクタがまだ引き出しの中に転がっていたりするが、ケーブルはさすがに見当たらない(と思ったが、Amigaの裏につながったままだ)。
で、それ自体は、大昔の話だからどうでも良いのだが、この頃に感じた目新しさとかキターッ感とかって、おそらくその物理的なモノそのもの(ここではDOS/V機とかWindows 3.0aとか)にあるのではなく、その時点でのこちらの技術力、技術感、とか、そういったものとの共鳴にあるんだろうな、というようなことを感じる。そこで何と共鳴するかってのは、その人に依存するので、必ずしもどうとは言えないんだけど。
で、そういった感覚、手触り、味を覚えている場合と、知らない場合に、ある特定の時点、というか現在あたりの同じような状況にある人を見た場合の2×2というのは、次のような感じだろうか。
\ | 覚えている | 知らない |
---|---|---|
好意的 | よっ! やってますな | ハシカにかかってますか? |
好戦的 | イマゴロ。同じ同じ | (見えない) |
ジェズイットを見習え |
クリッポ!
ほんとだ。気づかなかった。でもおもしろいからそのまんまにしとこう。クリッポ!
やっちい!
ひげのゲームはアローンインザダークでしょうかねえ。<br>やったことないけど。
CTRL+Cでもコンテキストメニューでもコピー&ペースト出来てますが、何か勘違いしてますかね?
>Orafさん<br>してると思います。はなからコピーできないわけじゃなくて(だったらもう捨てているけど、使えないって愚痴ってるけど捨てたとは書いてないよね)、ある時点(特定できない)を境にできなくなります。VS2005を再起動するとOK。さらに、大抵の場合(さっき気づいたので、「常に」かも)は、カットは有効です。そこで、カット−ペースト、移動してペーストとかしてみたり。使えねー。<br>>桑島さん<br>ビンゴ! それだ。今となっては驚くほどプアーなグラフィックスだと思うけど、当時はなかなか新鮮でしたな。
↑「なかなか」じゃないな。「すごく」新鮮だった。鳥瞰で、プレイヤーの動作が見えるところが画期的だったのだと思う。ただし、そのせいで箪笥の移動とかすると微妙に見えなくなって困るような箇所があったような記憶もあるけど。
10base2のコネクタとケーブル、納戸にたくさんあるなあ。
始末に困るよねぇ。