著作一覧 |
ブームタウンラッツの名前を知らないわけではない。しかし、まったく聞く気が起きなかったし、実際、聞いたことはない(もちろん、哀愁のマンディを耳にしていないことはありえないだろうが、それでも認識した覚えはない)。
聴いたニューウェーブと聴かなかったニューウェーブがあったからだ。
で、ブームタウンラッツは聴かなかったニューウェーブの代表だった。同じくくりには、トムロビンソンや、ギャングオブフォー、シャム69なんかが入る。多分、どちらかというとギターバンド色が強かったり、メッセージ色が強そうなのは(クラッシュを例外として)聴く気になれなかったのだろう(パワーロックというジャンルになるのかな)。オルタネイティブなのが好きだったから突き抜けてポップじゃない限り、それほどそっちに興味を持てなかったというのもありそうだ。
でも今となってみれば、トムロビンソンは好きなほうに入っていたりするので、その他のだって好きかも知れない。
というようなことを、たまたまリンクをたどっていくうちに到達したウィキペディアのボブゲルドフの項を見て思った。気持ちの悪い写真だし、いろいろな理由からアメリカでは好かれていない(発禁に近い扱いも受けている。まあ外人に自国の悲劇的な事件をネタにした歌を作られて不快だ、というような気分もあるかも知れない)ことを反映したような書き方がされていることもあって、逆に妙に聴きたくなった。
そういえば、ピンクフロイドのウォールはレーザーで何度も見たが、ボブゲルドフはピンク役を演じていたのだったな。ウィキペディアの写真と似ても似つかぬような記憶がある。ソーセージ工場のシーンとか。アランパーカーか。
で、ユウチューブを探すと当然のように見つかる。なんか、ウォールから抜き出したような学校のシーンから始まるが、うーむ、なんとも言えない。曲作りはうまいし、歌詞も悪くない。気分はわからなくもない。
ピアニストが印象的だが、ウィキペディアを見るとこれまたいい顔の親父になってるし、どうもそのへんに住んでるらしい。元々パジャマ主義者で、パジャマで登校したら学校の教師に着替えて来いと怒られて、素直に家に帰って、別のパジャマに着替えてきたというエピソードの持ち主らしいが、なんのことやら。反抗したのか、今着ているパジャマが汚いとか柄が派手だとかが理由で怒られたと受け止めたのか、どっちなんだろうか。多分、後者じゃないかなぁとか。
Fine Art of Surfacing(Boomtown Rats)
なんとなく、アイルランドから成功を夢見てUKへ渡ってそこで努力して成功したというようなエピソードを読むと、外国からみると何が違うかさっぱりわからん同じような連中が、歴史的だったり宗教的だったりの理由から強烈に差別意識を育ててお互いに反目しているようなどこかで見たような状況とかを想像して苦労したんだろうな、とか思わないでもない。
My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド(Chad Fowler)
そこら中で話題になってるインド本だけど、最初に見かけたのはkdmsnrさんのとこ。おれもクリックしたから祭りに乗ろう。
オーム社の同時代ソフトウェア技術者叢書(今、おれが命名した)の第3弾。今まで2つの内容と質から、今度のも期待できると思う。
第1段:ポールグレアム
ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち(ポール グレアム)
第2段:ジョエルスポルスキ
Joel on Software(Joel Spolsky)
筆者のチャドファウラーはRuby界では有名な人で、たとえば、RubyGems(Ruby専用のaptみたいなやつ)とか。
Railsのレシピ集も書いてる。
Rails Recipes (Pragmatic Programmers)(Fowler, Chad)
プログラミングRuby第2版の執筆にも参加してるね。
おもしろかったので、リンクしとく。
1994年に書かれたIBMのPowerPCをとりまく、OS/2とNTの記事。まだOS Xはどこにも無い。で、さらにそれに対する論評として、OS/2とLinuxのないようである関係とか。
ジェズイットを見習え |
Powerが出た時、IBMの営業さんはMVSの載らない石は作りませんよと行ってたのを思い出した。91〜92年の話です。