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9月下旬お届け予定が10月中旬にまでずれこんだのは不快だったが、来てみたら、これはいいなぁ、とても良い。
まず、静か。猛烈に静かで、動いてんだか止まってんだかさっぱりわからない。と打ち込んでるんだからもちろん動いてるんだけど。
これがAMD64x2のおかげなのか、SATA360Gのディスク(WDだな)のせいなのかはわからないけど、とにかく静かだということ。以前買ったPrecision470とは比較にならない。(どちらにしても、arton.no-ip.infoサーバーのHDDがうるさいから全体としてはうるさい部屋なんだけど)
で、十分に早いし。グラフィックはしょせんオンボードだからそれなりだけど、VistaのRC1については、ストレスは感じないな(エクスプローラが黙る件は別として)
筐体が取り回しやすいのは、DELLの特徴だと思うのでこれもOK。色はそれほど好みじゃないがしょうがない。
もっとも早いといっても、数値からいくとしょぼそうではある。Vistaのおもしろい点として、コントロールパネルに「お使いのコンピュータのパフォーマンスの評価と改善」というのがある。
この結果が、
・プロセッサ 4.8
メモリ 5.1
グラフィックス 3.4
ゲーム用グラフィックス 3.0
プライマリハードディスク 5.4
という結果になっている。で、5.xというのがあるくらいだから、グラフィックスの3.xというのは十分に低そうだ。
というわけで、むしろ、今となってはPrecisionのほうが失敗感が漂っている(だって、E521にメモリー詰め込めばそっちのほうが良かったわけだから。でも筐体のデザインや色はL887と似合うしPrecision470は好きだ)。やっぱ最後のネットバーストXeonをつかんだのが間違いだったかも。でも時期的にしょうがなかったしな。
きたよ3Dドラゴンブック。
重い、でかい、厚い。こりゃ晩飯食いながら読むべき本だが、晩飯キューにはまだ、時をかける建築(時かけ本――間違ってるけどそれ)が詰まってるんだよな、とはいえ、いよいよ核心を越えて(パターンランゲージを整理して、無名の質に迫りつつあるところ)来たので先は見えた。というか、深いなぁ。最初のいかさまタオイストから、より技術的見地に立った論議を通過するんだな、ちゃんと。いや、でも伝統を重視するのはどこまで当を得てるんだろうか、とかいろいろ思うところはあるんだけど、確かに提示されているパターンには納得が行くものもあるわけだし。パターンが有機的に結合し、複雑に絡み合うという点は重要だと直観的にはわかるんだが。この歯がゆさというのは、モデルにならないからなのかな? とか。
終わって数日、覚えてる分。
trac 0.10をダウンロード。UPGRADEを読むとそれほど面倒はなさそう。
まず、/usr/local/lib/python/site-packages/trac を削除(は怖いのでとりあえず名前を変えておく)
/usr/local/share/trac のcgi-bin、htdocs、templates、を削除(は怖いのでとりあえず名前を変えておく)
次に、python setup.py install を実行(展開したディレクトリで)
DBが変更されているので、
trac-admin プロジェクトのフルパス upgrade
Wikiページも変わっているので
trac-admin プロジェクトのフルパス wiki upgrade
で、最後にapache reload。
で、これは良いのだが、肝心なspam-filterは別立てなので、こちらのインストール。
よくわからないので、とりあえず python setup.py とやるとエラーになる。easy_installがインストールされていないからだ。で、グーグルで探して http://peak.telecommunity.com/DevCenter/EasyInstall からダウンロード、インストール。
で、http://trac.edgewall.org/wiki/SpamFilter のあたりを読みながらtrac.ini に書く。次にspam判定語を登録したBadContentというページをWikiに作る。登録は最初のコードブロック({{{}}})に1行1正規表現として記述。よくわからないので、GoogleでBadContentで検索したら、そのものずばりのtracのBadContentページが結構ひっかかるので、それらを参照して作成(というかほとんどコピペ)。
とか、そんな感じ。でもBadContentはWikiへの書き込みチェックには使うけど、ticketには適用されないみたいだ(実験では適用されなかった)。で、ticketについてはしょうがないので認証を使うことにする。
#公開コンテンツのキット(広義のCMSになるのか?)を開発し、提供する場合には、最初からspam対策を仕込んでおくべきだな。絶対にspamが来るんだから、最初のリリースから含めておかないと、結局後から対処することになるし、その時点ではspammerの爪あとはもう残されてるわけだし。
#というわけで、相変わらずpythonのソースをまったく見ることも無く使ってるんだが、これはやはり強いな(もっとも、easy_installでは引っかかったわけだけど)。
ジェズイットを見習え |
あえて補足するなら、古いのを削除するとき /usr/local/bin の trac-admin, tracd や<br>/usr/local/man/man1 の中も削除するとよいかと。
そうですね。あらかじめ消しておいたほうが安心感はありますね。<br>多分、tracのUPGRADE(上の元ネタ)を書いた人は、上書きされるものについては問題視していなくて、ディレクトリ内のファイルの増減(特に減)を気にしていたのかも知れません。