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壊れちゃったものはしょうがないので買うことは決定。
必要なのは自動両面だということと、なんとなくHPのプリンタ嗜好ってことかな。
で、yamazさんが相談に乗ってくれて
BROTHER A4レーザープリンタ HL-5270DN(-)
を推薦してくれた。ブラザーは気になってたし、価格も許容範囲なんでこれにほとんど決めかけてたんだが、レーザーって電力消費が半端じゃなくて断念(ピークで約1KW、そうじゃなくても600Wって、電子レンジ並なんで、家だとブレーカーが落ちる可能性がある。まさかプリントする前にエアコンを切るなんて運用はしたくはないし)
で、結局、
HP Photosmart C6175 All-in-One(-)
と、
B000CQ3LNU
これの一騎討ちになった。どっちも自動両面に対応してる。
で、Faxもフォト印刷もスキャナもいらない(コピーはあれば使う)ので、機能的には後者、デザインは前者と。思ったら、後者は無線が無いことがわかったので、やめて、前者を購入。
しかし、こんな出費をすることになるなら、iPod Shuffleは買わなきゃ良かったと後悔先に立たず。
追記:お急ぎ便だけあってもう届いたのは良いが、複合機って背が高いのな。今まで入れてた場所に入らなくて困ってたり。厄介だな(無線だから場所さえ作ればどこでも良いのか――電源さえ取れれば……)
大失敗!―成功企業が陥った戦略ミステイクの教訓(ジャック トラウト)
まだアマゾンを貼り付けてなかった頃ちょろっと触れたトラウトの大失敗という興味深い本がある。
たかだか4年前に読んだのに、すでに他のとごっちゃになってるかも知れないけど、営々と築き上げたブランドがイメージの転化に失敗して一瞬にして崩れ落ちる恐怖のケーススタディだ。でも、成功するところは成功する。
時代とともに、求められる製品が大きく変化することがある。その変化への対応を、1. 変化する、2. しがみつく と分けた場合に、変化するのは実に難しいということ、ではどう変化させればうまく行くのかといったことを変化に失敗した企業と成功した企業それぞれについて扱った本である(と記憶している)。
追記:なんか、下の本を想起しているらしい(どっちも手元にないので確認できない)ような気がしてきた。市況変化に対する対応に失敗するという例は下のようだ(あるいは過剰適応してしまうとか)。ブラザーの場合、ジャノメの売り上げと比較して過剰適応で本業を捨てたとは言えないので、すごくスマートに対応した例ということに見える)
大企業の絶滅―経営責任者(エグゼクティブ)たちの敗北の歴史(ロバート ソーベル)
ブラザーといえば、僕の世代にはおそらく、蛇の目(ジャノメ)、リッカーやシンガーと並んでミシンの会社だ。それにしても、ミシン=マシンだったんだよなぁ、と。一般家庭に入り込んだ、最初の普通の人が目にすることがあるメカってことだな。でも、中国からばかばかしく安く縫製製品を買える今、家庭からこのマシンは放逐されつつあるようだ(家にあるのはジャノメで重宝してるんだけど、壊れないから企業的には辛い商品かも。消耗品の糸や針なんて価格が知れているから、プリンタ屋さんみたいなおいしい商売にはならなそうだ)。おれ、小学校の頃、家庭科でミシンの利用方法を学んだし、実際、踏めるけど今もミシンの技術習得はさせてるんだろうか?
リッカーは死んだ。もっともミシンメーカーとしてのブランドは強いので、復活している。
ブラザーは変化した。(ミシンの売り上げ500億に対してプリンタが3000億近い)
蛇の目(家のはそうだ)は、売り上げ500億企業(ブラザーのミシンの売り上げとほぼ等しい点に注目)。
シンガーはどうにか生きている。ちょっと企業規模が上の2つとは異なるけど。
ブラザーの歴史を見ると、多角経営について早い時期から実行していたことがわかる。ミシンというより、編み機のテクノロジーが要点なのかな?
ジェズイットを見習え |
私も最近パーソナルコピー機(あるいはレーザープリンタ)を買わなければならなくなって、店の人にブラザーを勧められました。知らないうちにブラザーがトップメーカーなのかな。あまりの多機能ぶりに面白がって買ってしまいました。
おお、いいですねぇ。<br>僕のところは、まず本当のインフラとして電力会社との契約アンペア数の引き上げが必要です。