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ディレクティブ、関数、キーワード、モジュール、オブジェクト、演算子、プロパティというように章立てされていて、クラスが出てこない(クラスはステートメントと、制約用のキーワードに出てくる)。これがC#だとキーワード(ステートメントなどはここに含まれる)、演算子、ディレクティブですっきり。クラスについては.NET Frameworkのクラスライブラリを参照すれば良いからだ。
でも、それってVisual Basicの場合でも同じだよね? じゃ、なんで関数とかオブジェクトとかプロパティとかモジュールとかがあるんだろうか。オブジェクトは言語仕様で決められた組み込みオブジェクトだからわかる。モジュールってなんだろう? (Moduleなわけだけど) モジュールは関数の集合のように一見、思える。しかし、ErrObjectというインスタンスデペンドなモジュールもある(が、インスタンスはErrオブジェクトだ)。で、それとは別にErrObjectクラスが.NET Frameworkのリファレンスにはある。
このへんのいい加減さが、実は割と好きだったりもするのだが、猛烈に複雑な言語になっているようにも思える。というか、今や言語仕様がちゃんとある(Wordで300ページ超)。
いろいろ話が飛び交ってますな。
Microsoft ponders Ruby language
ただ読んでみると、Expressionの拡張言語にRubyを使うということに"very interested"というのは、微妙な表現だし、全体としては観測気球的な記事っぽい。
それにしても、Ruby in Sttel Developer(Visutal Studio 2005 $199だけで定価は$249 と読むのか?)を出荷した会社は何を考えているのだろうか? (30日trialを誰か試してみないかな? おれはやらないけど。)
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