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半年位前に買って、しかもその時に読んでしまってそのまま忘れていたのだが、sheepmanさんの日記を読んでて出てきた清水という名前にひっかかって(まったく関係ないようだ)確認したりして思い出してしまった。
作家は、初代のキューティーハニー(8時台に子供向けアニメをやるっていうので、話題になった、今は昔の物語。8:00がデビルマンで、8:30がキューティーハニーだったような記憶がある)とかでアニメ描いてた、虫プロ独立派の人なんだが、おれは劇画アリスに首が飛び血が飛び空も飛ぶような、強烈な忍者漫画を描いてたころに出会った。で、その作家の自伝的な作品ってんで、興味を惹かれて買ってしまったわけだが、おもしろかった(画はまあ、好みとはちょっと言えないけど)。
新宿という独特な場所をホームポジションにして、アニメとマンガの2足のわらじ(初代キューティーハニーの時代だから、まだオタクというような言葉はなく、でもそういう概念は徐々に形成されつつあるころという感じかな)でどんどん奇妙なところへ入り込んでいく愛と冒険の物語。
遠いところにいるのだが、近しい隣人でもありそうな、まあ、世の中は広くて狭く、人生は長くて短いと。
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