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itmediaのモバイルビジネスのとこで、おサイフケータイについての記事を読みまくる。
で、なんか、下剋上というか離合集散、連衡合従の下剋上というか。
たとえばQUICPayって規格化は早くて、読んでると中心のプレイヤーはJCBとイオンクレジットに見える。ファイナンスとリテイラなので組み合わせ的にはいいね。
でも、肝心のイオンがQUICPayに対応したというような記述とかどこにもない。iDとSuicaには早くに対応したのに。でこんだ、WAONか。
確かに、QUICPayって全然見ない。ロイヤルホストと八重洲ブックセンターくらい。いっぽう、iDはそこらじゅうで見かける(コンビニに入っていると見かける率は高くなるわけだし)。
でも、おれのはauで、DoCoMo主導のiDが載るのか微妙だ。
で、常にちらつくのがトヨタの影で、QUICPayはいつのまにかイオンが消えてJCBとトヨタに見えるわけで。トヨタは何がしたいんだろう? (中京ではQUICPayがはやってるんだろうか?)
(今リンクはるのでURL調べてたらこのあたりに記事があった)
#全体的な流れから、CRMとどう結び付けるかがキモらしい。で、これでいくとQUICPayはイマイチ(最初のJCBとイオンクレジットの戦略ミス)、DoCoMoが圧倒的(トルカっていう仕組み。マクドナルドに食い込んだのはすごいんじゃないかな)、インフラ構築が早かったampm(Edy)あたり。
ここ数年、zdnetがitmediaになってからほとんど読んでいなかったのだが、やたらと記事が充実していておもしろかった(というか「誠」というメディアということなのかも)。
#リモートロックとFeliCaロック、USIM認証とかいくつもの鍵がある分だけ、単なるサイフやカードよりおサイフケータイは有用なメディアだとおれは思う。というか、単なるカードは、(カード電卓ってあったね)LCDとなんらかの入力機構が付かない限り、だめなんじゃないかとも思う(電卓と違って入力は誤押し対策が必要だろうし、電磁誘導だけでバッテリーがもつのかとかいろいろ悩みどころはありそうだ。電卓と言えば太陽電池ってのもあるな)。
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