著作一覧 |
Vistaに入れたVirtual PC 2007でも、XPSP2に入れたVirutal PC 2007でも、むやみやたらとリピートされる。
「デスクトップ」−「設定」−「キーボード」(Debian etchのデフォルトのメニュー)でリピートレイトだのディレイだの変えてみるわけだが、そうは言ってもReturnキー10回押しみたいな現象が出る。
リピートを無効にすれば良いのだが、さすがにユーザビリティが悪すぎる。
というわけで、困っていたのだが、たぶん、これで解決したみたいなのでメモ。
Repeating keys under Fedora and Red Hat Enterprise Linux。
Virtual PC野郎(guy)による解説。PITを使え! それなんて落とし穴?
システム時刻は、非常に速い 仮想 サーバー 2005 R2 にホストされた Linux ベースのバーチャル マシンで実行されます。(あまりにひどい機械翻訳なので読まなかったのだが、後になってよく見ると、menu.lstやlilo.confの設定まで書いてある親切っぷり)
で、/boot/grub/menu.lstのkernel行にclock=pitを追加して取りあえず現時点では妙なリピートは起きていない。
ジェズイットを見習え |
>PIT<br>今回の件の解決には全く役に立たなくて,かつ VMWare の資料なんですが,これ面白いです.<br>http://www.vmware.com/pdf/vmware_timekeeping.pdf<br>VirtualPC もこういうの公開して欲しい.というか Windows は HPET を使うようになったのかすらちゃんと把握できていないんですが……<br>あと,Mark Russinovich 氏が Windows Server 2008 ではコンテキストスイッチに TSC を使うとかゆーてましたね.これまた関係ない話ですが.<br>http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070518/271435/
お、どうも。後で読んでみます(PDFのダウンロードがうまくいかない環境なので)。<br>本来正確なはず(最近のカーネルがどんどん採用している)のTSCよりも、仮想環境ではPITのほうが正確というのが、ミソなのかな(Windows Server 2008用のVirtual Serverではどうなるのかとか、いろいろ。多分、仮想マシン側で対応するようになって、Kernel 2.6ベースLinuxもその恩恵に預かるとか?)。
あ、TSCってCPUが提供するタイマーなのか(http://en.wikipedia.org/wiki/Time_Stamp_Counter)(ちゃんと確認してなかった)。それはみるからに仮想マシンでは……と思ったけど、AMDあたりの仮想マシンをサポートしたCPUだと素直に読めたりするのかな?
Drawbackを読むと奥が深い(というか扱いが難しい)ように思うけど、そのへんの解決方法がわかってきたってことかな。