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自分が動いて喋るのを見るのは拷問だ。
Midnight to Midnight(Psychedelic Furs)
サイケデリックファーズのミッドナイト・トゥ・ミッドナイトは、えらくヒットしたけど、今となってもまだ語る人たちの間じゃえらく評判が悪いアルバムで、聴くとなんとなく理由がわかる。キャッチーでいかした曲が多い分だけ、サイケデリックでも毛皮でもないからだ。
で、おれはこの連中のアルバムの中では一番好きかな。特にShadow in My Heartとか。トーチャーはでもトーチャー。
#しかし、名前から言ったって毛皮なわけだし、デビューLPのジャケットはリキテンシュタインの模倣のドットなわけだし、そのあたりの悪いほう駄目なほうへのずらし具合といい、まさに3流未満のベルベットアンダーグラウンドだったわけだが、そのだめなところが逆にポップで良いバンドだったと思う。ポップだよなぁ。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ(紙ジャケット仕様)(ヴェルヴェット・アンダー・グラウンド&ニコ)
(あまりに一流なものでポップじゃない)
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